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楽理一般がメイン、一応。とはいえ書いているヤツは素人ですので、誤解・勘違い・間違いも多いかと思います。色々教えてください!
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現在読んでいるのはこの本です。



練習問題の続きです。

p.20

3.五音で旋律の声部が始まる形の練習です。

というわけで、前回の「三音」が3rdのことでしたので、今回の「五音」も5thのことですね。「旋律」、つまりメロディが、コードの5thから始まっているんだそうです。譜例を確認しましょう。

20_3_1.jpg例によってC maj.の脈絡ですね。

1小節目。ⅠのCで、ベースはルート。センターCの音ですから、バスとしてはかなり高めの音ですね。それに合わせてか、他の声部はかなり高い位置です。ヴォイシング自体は基本形で一切転回なし。トライアドなのでトップ・ノートは5thのGですね。

2小節目。ⅣのFで、Ⅰとのコモン・ノートであるCはテノールの声部でタイで繋がっています。メロディは3rdのAです。

では解いていきましょう。

3小節目。ⅠでメロディがG、1小節目と同じ音高ですから、ヴォイシング、音域も同じで良いでしょう。

4小節目。ⅤでメロディがG、3小節目からタイで繋がっていますから、ルートをトップ・ノートにする転回形を用いることになります。

5小節目。ⅠでメロディがGと3小節目と同じですから、1、3小節目と同じで良いでしょう。

6小節目。ⅣでメロディがA、2小節目と同じ音高ですから、ヴォイシング、音域も同じで良いでしょう。

7-8小節目。Ⅴ→Ⅰでメロディの動きも4-5小節と同じなので、ト音部も流用すれば済むでしょう。

以上をまとめるとこんな感じ。

20_3_2.jpg後はへ音部のバスですね。

メロディがGとAのみで動きが少ないんですから、バスはドラスティックに動いて構わないでしょう。

4小節目のⅤのルートであるGは、これまでの下行傾向を受けて低い音を選択。5小節目以降は逆に上行に転じて、最後の8小節目は1小節目同様センターCを使えばどうでしょう?

と言うわけで、オイラの回答はこんな感じです。

20_3_3.jpgところが、模範解答は違います。ト音譜表のコード・ヴォイシング(というより、メロディとオブリガート??)は合ってるのですが、バスの最後3小節が、オイラの回答よりオクターブ下でした。一応、解答の譜例を示しておきます。

20_3_4.jpgなるほど、聞いてみると、こちらの方が落ち着きますね。


今回はここまで。
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男性
趣味:
音楽(素人レベル)
自己紹介:
一応趣味でベースを弾く。

……けど、だれだっていいじゃん、オイラなんか!


◎音楽関係のプロフィール
・ベース歴: 15年以上
・譜面の読み書き: 不自由
・初見演奏: 無理
・利用譜面エディタ: Allegro 2007→Finale 2010
・利用DTMソフト: Music Creator 2

※楽理関係を扱ったことを書いていますが、上記のように音楽については素人です。書かれている内容を鵜呑みにされないよう、ご注意ください。
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