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楽理一般がメイン、一応。とはいえ書いているヤツは素人ですので、誤解・勘違い・間違いも多いかと思います。色々教えてください!
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趣味でしか音楽をやっていないと
私生活で色々忙しくなると
色んななことが中断してしまう
シェーンベルクの本を読むとか
無謀なこと、そういえばやってたんだな、オレ(^_^;)

まぁ、色々あって
オイラも相当な歳になっているし
バンドも今はやっていないが
ベース自体はたまに部屋で弾いている

で、おそらく音楽学校なんかで習う人なら
譜面の読み書き、音楽理論、ベースラインの紡ぎ方
こんなことを有機的に関連させて学ぶんだろうが
オイラのように趣味から始めた人間は
譜面なんぞ読めないまま耳コピーでベースを弾き
しかもフュージョンに被れると
ベースラインの紡ぎ方を知らないまま
ソロは弾けるようになる、なんていう
アンバランスな状態になる
しかも、バンドをやってた頃は、そうやってソロを弾くから
周囲から上手いと勘違いされて
過剰な期待を背負って恥をかいたりもした

で、自分なりに音楽理論を独学したものの
ベースの弾き方と関連付けられなかったりもして今もそのまま

という訳で、このブログを再開するにあたっては
思いっきり基本的なところから考えて見ることにする

今回は特に教科書というか
そういった本の読解とは関係なしにやる

で、まずはフィンガリングと音のパターンを結びつける
俗に言う「固定ド」はオイラには馴染みづらい
というのも、フィンガリングパターンが同じってことは
スケールなりフレーズが同じってことで
押さえる場所が違うってことは、移調されてるってことだ

ということは、フィンガリングパターンの同一性は
移動ド、つまり階名で考えて
ポジションの違いは音名で考える、という形で
分けて考える方が合理的に思えるのだ
しかも、フィンガリングパターンが同じなのに
押さえる場所が違えば
同じ人差し指で抑えている音が「違う」というのが
感覚的に受け入れがたいのだ
音感上も、オイラは相対音感なので

なので、音名と階名は明確に区別した上で
階名は移動ドとして利用する

すると、例えば

C D E F G A B



G A B C D E F#


音名で書けば全く違うスケールだが
階名で書けばどちらも同じ

d r m f s l t

ってことになる
つまり、階名とは、音名で記されたものを
一段抽象度が高い次元で捉える記号
と捉えることもできるわけだ

つまり、フィンガリングパターンを階名で考えて
音名のことは一旦無視した上で捉えてから
具体的にどのポジションでそのパターンを押さえるか?
を問題にする時点で
初めて音名について考えればいいことになるし
それまでは譜面のことは考える必要がなくなる
ということでもあるのだ

鍵盤楽器であればエンハーモニックはあるにせよ
基本的に譜面上の音と鍵盤とは一対一対応するので
同じスケールでもトニックが変われば
フィンガリングパターンが変わってしまうことから
固定ドで考えても基本的に不都合はないのだろうが
弦楽器では、弦の数といった物理的制約はあるにせよ
上記のような

・フィンガリングパターンの同一性=スケール、フレーズの同一性
・ポジションの差異=トニック、音高の差異

という特徴があるので、ここから

・階名読みの同一性=フィンガリングパターンの同一性→譜面不要
・音名読みの差異=ポジションの差異→譜面が有効

という分業が可能になる

この観点から、ベース弾きのオイラにとって
ベースの弾き方と譜面の読み書きを
なんとか結びつけて考えられないか?
ということについて、これからちまちまこのブログで
自分なりの考えを書いていこうと思っている

この辺の問題意識は濱瀬元彦『読譜と運指の本』から
喚起されたことではあるものの
理論編は読み物として面白いだけで「だからなに?」となり
もう一冊の分厚い方はフレイが詰まっているだけで
どうすればいいのかよく分からなかったので
結果として濱瀬がやったであろうことを
オイラが自分なりに別なやり方でやることになるかもしれないが
上記のように

・一旦階名=フィンガリングパターンで考える
・具体的な音名に当てはめる→譜面上の表記を考える

という段取りにするので
発想は濱瀬のものとは別物のはずだ
とはいえ、オイラのような考えを
オイラ以外していないはずはないので
もしかしたら似たような発想で
既に誰かが本を書いているかも知れないけど
そちらの本はオイラは存在自体知らないので
当然参照もしていない
オイラが自分で考えて書く

ついでに言うと
MuseScoreに馴染むっていう問題もある
WinがXP, Vista, 7, 8と変わることで
操作感覚が随分変わってしまったことと
オイラがメインで使っているFinaleも
値段が高いのでバージョンアップを続けるのはしんどいことから
OSはUbuntu系に、エディタはMuseScoreに
それぞれ移行したいのだが
MuseScoreがあまりにFinaleと操作方法が異なることから
具体的な楽曲の譜面作成にMuseScoreを使うと
イライラして使っていられないのだ
他方、Linuxで使える譜面エディタとしては
MuseScoreが最強っぽいので
単純な譜例作成で繰り返し使うことで
馴染んでしまえないか? という思惑もある

そんなわけで、これまで書いていた内容とは
まるで繋がりはないものの
このブログを再開させることにする
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HN:
べぇす
性別:
男性
趣味:
音楽(素人レベル)
自己紹介:
一応趣味でベースを弾く。

……けど、だれだっていいじゃん、オイラなんか!


◎音楽関係のプロフィール
・ベース歴: 15年以上
・譜面の読み書き: 不自由
・初見演奏: 無理
・利用譜面エディタ: Allegro 2007→Finale 2010
・利用DTMソフト: Music Creator 2

※楽理関係を扱ったことを書いていますが、上記のように音楽については素人です。書かれている内容を鵜呑みにされないよう、ご注意ください。
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