忍者ブログ
楽理一般がメイン、一応。とはいえ書いているヤツは素人ですので、誤解・勘違い・間違いも多いかと思います。色々教えてください!
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

Innerviewsにアップロードされたインタビューの翻訳です。

 


Allan Holdsworth

Harnessing momentum

by Anil Prasad

Copyright © 2008 Anil Prasad. All rights reserved.


Snakes and Laddersの創作課程を話してよ。

二つのグループはプレイの仕方が違うから、一方のグループ向けに選曲したら、その曲は別なグループには渡さ なかったんだ。概ね、それぞれのユニット向けに曲を書いたし。作曲のとっかかりは同じで、誰のための曲か? ということは無視するんだ。インプロヴァイズ しているうちにアイディアが浮かんだら、そのアイディアで作業を続けるんだ。何も起こらないこともあるけどね。たとえば、6年間の空白の間は(註1全く創作意欲が沸かないし、音楽への関心も失せたんだ。人のライブにも行かなかったよ。長いこと、音楽には一切関わりたくなかったな。今ではまた作曲してるし、リハーサルする時間がなくてまだプレイしていない新曲も23あるんだ。このアルバムが片づいて次回作に取りかかるのが楽しみだよ。

作曲中にどうやってアイディアを記録するんだろう?

10年前は、イ ンプロヴァイズするとき録音しておいたんだ。レコーダーのスイッチを入れてからプレイする。おもしろいものが見つかったら聞き返して、「うん、これは形に なるな」なんて考えたんだ。[それに対して今では]一切録音しないって方法を採ることもあるよ。その時々の感情によるんだろうけど、曲の断片をメモしてお いて、体裁を整えられるようになるまで繰り返し確認するんだ。ホント速く仕上がることもあれば、数ヶ月かかることもあるな。Wardenclyffe Towerの“Sphere of Innocence”を例に取ろう。2時間で曲全体を書き上げたものの、途中にある転調の解決の仕方に満足してなかったんだ。99パーセントは1日もせずにできあがったのに対して、残り1パーセントに数ヶ月費やしたんだ。
ALLAN HOLDSWORTH: Wardenclyffe Tower
Buy the CD

作曲には標準的な記譜[standard notation (註2を使うの?

いや、独自のシステムがあるんだ。意味はオレにしか分からない(笑)。インターバルの順列に基づいてるんだ。コードを考える場合は、コードを取り出す元となるスケールを見て、そのスケールだけを書くんだ。曲の出だしに使う特定のコードの場合、実際に指で押さえる場所を示す点を書き出すんだ。

慣習的な音楽[conventional music(註3は読み書きするの?

いいや。

信じ難いね。

楽譜の読み方を学んだのは、父がしっかり読める腕のいいピアニストだったからなんだ。子供の頃にクラリネッ トを始めた当時は、父からはいつも読めって言われて、読んでいたよ。クラリネットをプレイしていた頃は、読むのは比較的簡単だと思ったよ。たいていの場 合、ある楽音が存在するのは一カ所[one place](註4だ けだからね。ギターだと完全に混乱するんだ。同じ楽音をプレイできるポジションはたくさんあるから。[ギターの指板上の?]音の配列を覚えたばかりの頃、 父に何度か捕まって、問題を出されたんだ。オレは無茶苦茶なもんだから、父にはオレが読めないってバレたんだ。次第にわざわざ読まなくなってしまったん だ。
 



(註1)離婚でバタバタしていた期間。

(註2)恐らくは五線譜やコード譜、あるいはリード・シートを指すのだろう。

(註3)中身は(註2)と同じ。

(註4)管楽器における「運指」をplaceと数えるかどうかが判然としないため、不自然ながら直訳しておく。少なくとも日本語の感覚では、小中学生が、楽音に対応するリコーダーの押さえ方を「一カ所」と呼んだりはしない気がする。

PR
COMMENT
NAME
TITLE
MAIL
URL
COMMENT
PASS secret
TRACKBACK
TB URL
マイクロアドBTパートナーでおこづかいゲット!
HN:
べぇす
性別:
男性
趣味:
音楽(素人レベル)
自己紹介:
一応趣味でベースを弾く。

……けど、だれだっていいじゃん、オイラなんか!


◎音楽関係のプロフィール
・ベース歴: 15年以上
・譜面の読み書き: 不自由
・初見演奏: 無理
・利用譜面エディタ: Allegro 2007→Finale 2010
・利用DTMソフト: Music Creator 2

※楽理関係を扱ったことを書いていますが、上記のように音楽については素人です。書かれている内容を鵜呑みにされないよう、ご注意ください。
Template by 小龍的徒話
JavaScript by Customize in Ninja Blog
忍者ブログ / [PR]