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Innerviewsにアップロードされたインタビューの翻訳です。
Allan Holdsworth
Harnessing momentum
by Anil Prasad
Copyright © 2008 Anil Prasad. All rights reserved.
最近はツアーに積極的だし、これまでと違って新作にも取り組んでるよね? どうして一時期活動を中断してたんだろう? 活動を再会する背景には何が?
1999年に離婚するまではうまく行っていたんだけど、離婚してすべてが一変したんだ。スタジオを失ったから仕事のしようがなくなったんだ。離婚して最初の1年かそこら、一時的に強制退去に遭ったんだ。友達のところを転々としながら暮らしたから、物事は頓挫して中断したんだ。人生下滑りでなす術なしだったんだ。プレイする気もなくなった。レオナルド・パヴコヴィック(註)はムーンジューン・レーベルを経営してるんだけど、彼と会ったのが、仕事を再会する大きな契機だったな。自分で色んなことをコントロールする上で、彼の援助は絶大だったから。ここ2年間にツアーを再開したから、レオナルドに「もう止めてくれ」って言わなきゃね。さもないと、永久にツアーを続けることになる(笑)。ずっと終わらなかったアルバム2枚のプロジェクトも再開したよ。どちらも2008年に出るはずだよ。チャド・ワッカーマンの新譜向けに数曲俺が仕上げる曲も抱えてるんだ。このアルバムも間もなくだね。All Night Wrongに携わっている間、ほんの数曲オーストラリアでやったんだ。だから、仕上げに入ってるんだ。何かしなきゃと思ってコンピレーションのAgainst the Clockも出したね。これまでに十分なアルバムを出してるから、その中から「ベストな」ものを選んで出すのもいいかなって。俺の音楽に馴染みのない人にもいいかなって。
新譜の1枚目Snakes and Laddersは、スティーヴ・ヴァイのフェイヴァード・ネイションズ・レーベルから出るね。どういう内容?
離婚した頃にステイーヴと契約したものの、アルバムを納めてなかったんだ。ずっと我慢して待っててくれたんだ。彼が何も言わずにいてくれたのは、彼自身ミュージシャンで、物事うまくいかないこともあるって分かっているからなんだ。商売第一のレコード会社じゃこうは行かないよ。そんな会社の奴ならアルバムが遅れた段階でドアを叩きまくるだろうし。
Snakes and Laddersは面子が二組参加してるからおもしろいよ。大部分はベースにジミー・ジョンソン、ドラムにゲイリー・ハズバンドが参加してるんだ。もう一つのリズム・セクションもフィーチャーしていて、ベースがアーネスト・ティブスで、ドラムがジョエル・テイラーんだけど、一緒にツアーをしたことのあるんだ。
面子が変わると音楽はどうなるかってよく聞かれるんだけど、Snakes and Ladders がその答を示してるよ。同じ曲の別バージョンがアルバムには入ってるからね。それぞれの面子でプレイしたんだ。まったく違った音になってるよ。彼らの解釈が使うからね。ジミーとゲイリーがプレイすると、音楽はちょっとハイ・エナジーでロック寄りになるんだけど、アーネストとジョエルがプレイすると、もっとソフトで、The Sixteen Men of Tain っぽくなるんだ。Snakes and Ladders の後に出るアルバムはまた別な面子のトリオで、チャド・ワッカーマンとジミー・ジョンソンが参加してるんだ。子の面子で今はツアーしてるね。
(註)
日本語での慣習表記など詳細不明。
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……けど、だれだっていいじゃん、オイラなんか!
◎音楽関係のプロフィール
・ベース歴: 15年以上
・譜面の読み書き: 不自由
・初見演奏: 無理
・利用譜面エディタ: Allegro 2007→Finale 2010
・利用DTMソフト: Music Creator 2
※楽理関係を扱ったことを書いていますが、上記のように音楽については素人です。書かれている内容を鵜呑みにされないよう、ご注意ください。