×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
もしかすると著作権などの面でヤバいかもしれませんが、オイラが自分で耳コピーしたAllan Holdsworth"Texas"のテーマの一部です。

基本的に参照したのはCDの音源です。
ベースについてはこの箇所ではDave Carpenterがエレクトリック・ベースでかなり細かく動いているため、なんてんだろう? 中心音というか軸音というか(ホント、こういった用語の使い分けが正直言って未だによく分からない)、そういう音で簡略化してあります。
また、耳コピーは、きっとそんなに正確ではないんだと思います。オイラがギターを弾けないため(^◇^;) コードのヴォイシングについてはギターの指版で考えることが出来ないんですよね。ですから、ギターをプレイする人に言わせれば、「こんなヴォイシングはあり得ないぞ」とか色々問題点を見つけられると思います。それでも、ホールズワースが相手ですから、規約的・慣習的なコードではない可能性が多々あるので、非ギタリストが純粋に耳に頼って考えればこうなる、という例として見て頂ければ。
また、コード・ネームは、行毎に独立させて書いています。慣習的にはスコアとして垂直に全体を見渡した上でコード・ネームを与えるべきなんでしょうが、オイラは行毎のヴォイシングの関係を考える上で、行毎に独立したコード・ネームを与えたり、コードとバスを分けて考えたり、スケール/モードとの関わりを考える方が、「オイラ自身は」現時点では分かりやすいので、こういう慣習に反した書き方になっています。
あと、何かもくろみがある訳ではないんですけど、いずれDTMにMIDIデータを渡す可能性も視野に納めて、人に見せるための譜面であればオタマジャクシに書かれないであろう残響(?)の類も明記しています。
分かる人が見れば「間違いだらけ」と言われ兼ねない譜面を示したのは、いくつか理由があります。
ここ最近和声関係のことをやっているうちに、水野が言うポピュラーでは「極論として調性とコードを別々に考えられる」(『水野式音楽理論解体新書 著者:水野正敏 ポピュラー音楽を学ぶ上で必要な理論体系の新機軸
』p.122)ことの重大さが、何となく分かってきた気がするのです。
恐らく、クラシック的には何らかのメロディが先にあって、そのメロディときれいにハモるような音を加えていくことで和声・ハーモニーが先に出来あるがるのであって、そういう和声をある時点で切って垂直に眺めた結果、後付でスタティックな和音・コードを取り出せるんだと思います。
対して、水野の言っていることを「極論」との留保が付いている事に留意しつつも文字通りに受け止めれば、メロディから判定される調性(むしろスケール)と、アレンジされるコード(及びコードが連なったハーモニー)とは、それなりに関係はあるものの、独立したものとして捉えられ得る、と言うことになるんだと思います。それこそメロディからスケールを割り出したら、メロディとハモるような声部・パートを作るかどうかは二の次で、スケールを踏まえた機能和声のケーデンスを機械的に割り当てることが出来て、せいぜいそれを分割・統合する(Ⅱ←→Ⅱ-Ⅴ)とか、代理コードに置き換えるとか、そういう考え方をするんだろうと思います。
その上で、ホールズワースの楽曲は、かつてはボーカリストにテーマのメロディを歌わせていたものの、近年のインスト志向、しかもアラン・パスクァとの共演を例外とすればギター・ベース・ドラムのトリオでプレイすることを前提とするかのような作編曲が成されていることを考えれば、仮にメロディを先に作曲しているのだとしても、そのメロディから判定されるスケールに適ったコードを機械的に当てはめるのでは、ライブで再現できないものになりかねないという事情が作用していると考えられます。すると、それこそホールズワースが言うところの「コード・ソロ」的な手法で作編曲されるのも当然のことと言えそうです。
そういう観点で、オイラが耳コピーした譜面を眺めると、メロディに相当すると見なしうるトップ・ノートの動きは、ソプラノの声部進行に相当し、コード・ソロ的に与えられた他の声部は、クラシック的な声部進行に近いものとしても捉えることが出来そうな気もするんですよね。
その上で、今取り組んでいる『和声学入門』と照らすと、平行5度の禁則に当たるような動きも見られるような気がするのも、面白いなぁと。あるいは、これはオイラの耳コピーが間違ってるだけ?
──だからなんだ?? と言われても何とも答えようがないんですが(^◇^;) そのときそのときにやっていることと、これまでに仕入れたこととの関連が気になるとしばらくそこで考えたりするので、〈計画的な〉勉強って奴がまるで出来ないオイラは(だから受験の類には向かない)、端から見ると非効率きわまりない方法で物事に取り組んでいる、という言い訳です(なんだそりゃ??)
ちなみに、万一このサイトをご覧の方で「オレも"Texas"を耳コピーしたぜっ」と言う方がいらっしゃれば、譜面を交換しませんか? お互いの譜面を比較することで、お互いに何か発見があるかもしれないし。
基本的に参照したのはCDの音源です。
ベースについてはこの箇所ではDave Carpenterがエレクトリック・ベースでかなり細かく動いているため、なんてんだろう? 中心音というか軸音というか(ホント、こういった用語の使い分けが正直言って未だによく分からない)、そういう音で簡略化してあります。
また、耳コピーは、きっとそんなに正確ではないんだと思います。オイラがギターを弾けないため(^◇^;) コードのヴォイシングについてはギターの指版で考えることが出来ないんですよね。ですから、ギターをプレイする人に言わせれば、「こんなヴォイシングはあり得ないぞ」とか色々問題点を見つけられると思います。それでも、ホールズワースが相手ですから、規約的・慣習的なコードではない可能性が多々あるので、非ギタリストが純粋に耳に頼って考えればこうなる、という例として見て頂ければ。
また、コード・ネームは、行毎に独立させて書いています。慣習的にはスコアとして垂直に全体を見渡した上でコード・ネームを与えるべきなんでしょうが、オイラは行毎のヴォイシングの関係を考える上で、行毎に独立したコード・ネームを与えたり、コードとバスを分けて考えたり、スケール/モードとの関わりを考える方が、「オイラ自身は」現時点では分かりやすいので、こういう慣習に反した書き方になっています。
あと、何かもくろみがある訳ではないんですけど、いずれDTMにMIDIデータを渡す可能性も視野に納めて、人に見せるための譜面であればオタマジャクシに書かれないであろう残響(?)の類も明記しています。
分かる人が見れば「間違いだらけ」と言われ兼ねない譜面を示したのは、いくつか理由があります。
ここ最近和声関係のことをやっているうちに、水野が言うポピュラーでは「極論として調性とコードを別々に考えられる」(『水野式音楽理論解体新書 著者:水野正敏 ポピュラー音楽を学ぶ上で必要な理論体系の新機軸
恐らく、クラシック的には何らかのメロディが先にあって、そのメロディときれいにハモるような音を加えていくことで和声・ハーモニーが先に出来あるがるのであって、そういう和声をある時点で切って垂直に眺めた結果、後付でスタティックな和音・コードを取り出せるんだと思います。
対して、水野の言っていることを「極論」との留保が付いている事に留意しつつも文字通りに受け止めれば、メロディから判定される調性(むしろスケール)と、アレンジされるコード(及びコードが連なったハーモニー)とは、それなりに関係はあるものの、独立したものとして捉えられ得る、と言うことになるんだと思います。それこそメロディからスケールを割り出したら、メロディとハモるような声部・パートを作るかどうかは二の次で、スケールを踏まえた機能和声のケーデンスを機械的に割り当てることが出来て、せいぜいそれを分割・統合する(Ⅱ←→Ⅱ-Ⅴ)とか、代理コードに置き換えるとか、そういう考え方をするんだろうと思います。
その上で、ホールズワースの楽曲は、かつてはボーカリストにテーマのメロディを歌わせていたものの、近年のインスト志向、しかもアラン・パスクァとの共演を例外とすればギター・ベース・ドラムのトリオでプレイすることを前提とするかのような作編曲が成されていることを考えれば、仮にメロディを先に作曲しているのだとしても、そのメロディから判定されるスケールに適ったコードを機械的に当てはめるのでは、ライブで再現できないものになりかねないという事情が作用していると考えられます。すると、それこそホールズワースが言うところの「コード・ソロ」的な手法で作編曲されるのも当然のことと言えそうです。
そういう観点で、オイラが耳コピーした譜面を眺めると、メロディに相当すると見なしうるトップ・ノートの動きは、ソプラノの声部進行に相当し、コード・ソロ的に与えられた他の声部は、クラシック的な声部進行に近いものとしても捉えることが出来そうな気もするんですよね。
その上で、今取り組んでいる『和声学入門』と照らすと、平行5度の禁則に当たるような動きも見られるような気がするのも、面白いなぁと。あるいは、これはオイラの耳コピーが間違ってるだけ?
──だからなんだ?? と言われても何とも答えようがないんですが(^◇^;) そのときそのときにやっていることと、これまでに仕入れたこととの関連が気になるとしばらくそこで考えたりするので、〈計画的な〉勉強って奴がまるで出来ないオイラは(だから受験の類には向かない)、端から見ると非効率きわまりない方法で物事に取り組んでいる、という言い訳です(なんだそりゃ??)
ちなみに、万一このサイトをご覧の方で「オレも"Texas"を耳コピーしたぜっ」と言う方がいらっしゃれば、譜面を交換しませんか? お互いの譜面を比較することで、お互いに何か発見があるかもしれないし。
PR
COMMENT
HN:
べぇす
性別:
男性
趣味:
音楽(素人レベル)
自己紹介:
一応趣味でベースを弾く。
……けど、だれだっていいじゃん、オイラなんか!
◎音楽関係のプロフィール
・ベース歴: 15年以上
・譜面の読み書き: 不自由
・初見演奏: 無理
・利用譜面エディタ: Allegro 2007→Finale 2010
・利用DTMソフト: Music Creator 2
※楽理関係を扱ったことを書いていますが、上記のように音楽については素人です。書かれている内容を鵜呑みにされないよう、ご注意ください。
……けど、だれだっていいじゃん、オイラなんか!
◎音楽関係のプロフィール
・ベース歴: 15年以上
・譜面の読み書き: 不自由
・初見演奏: 無理
・利用譜面エディタ: Allegro 2007→Finale 2010
・利用DTMソフト: Music Creator 2
※楽理関係を扱ったことを書いていますが、上記のように音楽については素人です。書かれている内容を鵜呑みにされないよう、ご注意ください。
忍者解析
クリック募金
Amazon.co.jp
最新記事
(03/12)
(03/07)
(03/07)
(01/27)
(01/25)
ブログ内検索
最新TB
画像を食べちゃうひつじパーツ