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楽理一般がメイン、一応。とはいえ書いているヤツは素人ですので、誤解・勘違い・間違いも多いかと思います。色々教えてください!
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こちらのノートです。

今回はGメジャー・スケール上に構成されるコードの続きで、リーディング・ノートが#9のA#のコード・シェイプを確認していきます。

Gメジャー・スケールを確認します。

P1 m2 M2 m3 M3 P4 #4/b5 P5 #5/m6 M6/dim7 m7 M7
G   A A# B C   D   E   F#
  b9 9 #9 b11 11 #11   b13 13 #13  

復習を兼ねて細かい話をしておきます。

ホールズワースは、いわゆるスケール・ノートをactual scale noteと言うのに対して、スケール外の音を、スケールと関連づけて使う場合はaltered scale noteと言います。今回扱うコード・シェイプはリーディング・ノート(「導音」ではありません!)にA#を据えた場合ですが、このA#はトニック(ホールズワースはfundamental noteと言います)から見た#9であり、やはりaltered scale noteに位置づけられます。

なお、このA#はGから見たm3と外延は一致します。

では、コード・シェイプを見ていきましょう。


3b5e4c1f.jpg
  3 G C

D G
B


F# B

  5 A D G C E A
C







Gメジャー・トライアドにA#が追加された、基本形に当たるフォームです。さて、ホールズワースは、基本形か、転回形かにかかわらず、Gメジャー・トライアドにA#を追加したコードをすべて「Gmaj(+9)」と表記します。他方、オイラだけかな? 日本で使われるポピュラー向けコード表記の慣習に照らすなら、文字通りGメジャー・トライアドに#9を付加したものと言うことで、「G(add #9)」とでも書くと通りがいいような気がします。ただ、オイラの記憶に照らして、addで付加される付加音はどれもナチュラル・テンションだったような気がするんですよね。

ともかく、オイラが使っている譜面エディタAllegro 2007でコード解析させましたが、「B??/G」となってしまいました。


96fe59c3.JPG
  3 G C

D G
B


F# B

  5 A D G C E A
C







ルートが省略されているのですが、恐らく6弦3フレットのGの表記漏れではないか? と思います。というのは、このコード・シェイプを変形したと思しき、次のシェイプが紹介されているからです。


62ecbd17.JPG
  3 G C

D G
B


F# B

  5 A D G C E A
C







先のシェイプのDをオクターブ違いで重ねた上で、トニックのGも記されていますね。


ca62732a.jpg
  5 A D G C E A
C






  7 B E A D F# B
D
C


G C

こちらは、Allegro 2007でコード解析させたところ、Gmと帰ってきたシェイプです。上で述べたように、Gから見た#9であるA#は、m3と一致します。このシェスプではM3のBが省略されているため、A#が#9というよりは、むしろm3として解析されたのでしょう。


cf04806f.jpg
  5 A (D) G C E A
C






  7 B E A D F# B
D
C


G C

こちらは、コード・ノートからしても、通用するならG(add #9)/Bと表記しうるシェイプです。


92234ec5.jpg
A




C

F# B E A
F#
  3 G C

D G
B


F# B

  5 A D G C E A
C







こちらもG(add #9)/Bと表記しうるシェイプです。
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べぇす
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男性
趣味:
音楽(素人レベル)
自己紹介:
一応趣味でベースを弾く。

……けど、だれだっていいじゃん、オイラなんか!


◎音楽関係のプロフィール
・ベース歴: 15年以上
・譜面の読み書き: 不自由
・初見演奏: 無理
・利用譜面エディタ: Allegro 2007→Finale 2010
・利用DTMソフト: Music Creator 2

※楽理関係を扱ったことを書いていますが、上記のように音楽については素人です。書かれている内容を鵜呑みにされないよう、ご注意ください。
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