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楽理一般がメイン、一応。とはいえ書いているヤツは素人ですので、誤解・勘違い・間違いも多いかと思います。色々教えてください!
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Structural Functions of Harmony  

という訳で、successionの譜例
とっとと確認を終わらせましょう(^◇^;)

 1e.jpg

やはり『神々の黄昏』から

2小節パターンの繰り返しです


1小節目
バスのGはト音部のメロディでも重ねられ
EbとCが更に見られることから
G Eb C G
からなるコードです→Cm/Gですね

2小節目冒頭
ほとんどの声部が繋留された上で
EbだけがEに半音上行してますから
C/G

2小節目半ば
その後Cが半音上行してC#となるため
コード・ノートとしては
G E C# G
となり、C#dim/G

2小節目最後
ト音部のメロディがBを奏でることで
C#m7(b5)/G

よって

Cm/G→C/G→C#dim/G→C#m7(b5)/G

という推移です

さて、調号は#が1つですからFに#がついて
Key Gと言うことになりますが
そのGがずっとバス、分母としてペダルポイントになっています

その上で、手前のコード・ノートが半音ずつ変化し
最後にBが付加される、という推移ですから
コード・ノートの声部進行として見ると

Cm/G G Eb C  
C/G G E C  
C#dim/G G E C#  
C#m7(b5)/G G E C# B

となっていて、なんてんでしょう?
Gのバスを起点に
コード・ノートが少しずつバスとのインターバルを拡大していく
というのかな?
そんな展開を見せています

バスはGをペダル・ポイントとしつつ
ルートはCとC#

うーん……

だとして、各コードの機能はなんだ??

最初二つのコードにおけるルートであるCは
Key Fにおけるファだから
F maj.におけるサブドミナント、だなぁ
とすとる、最初のCm自体はポピュラーでいう
サブドミナント・マイナーって奴か
最初の二つのコードは
ザブドミナント・マイナーからサブドミナントへ
という動きになるかな?

後半二つのコードはルートがC#なので
Key Fのドミナントに当たるKey Dから借用されたと考えるなら
まぁ、転調でもいいんだろうけど
(って一時的な転調と借用を区別できるもんなんだっけ??)
(あ、後でそういった話が出てくるようだな)
Key FにおけるファであるCが半音上がって
シと読み替えられたC#をルートとするダイアトニック・コードが
トライアドから七の和音へ、という推移になっていて……

この「七の和音」っていう日本語の用語にも困るよねぇ
これに相当する英語って7th chordなんだろうけど
ポピュラーの感覚で7th chordって言うとドミナント・セブンスになるだろうけど
クラシックというか、「七の和音」という場合
7thの長短は差し当たり問題外だからなぁ
なのでおいらは勝手に「4声コード」なんて呼んだりするんだけど……
まぁいいや

バス・ペダル・ポイントのGはKey Dにおけるファ
D maj.におけるサブドミナントだけど
コードのルートであるC#はシなんだから
バスとムルートでトライトーンを形成する
となると、この二つのコードはドミナント機能なのかな??
ドミナント(ソ)のAは登場しないので
一応ドミナント代理、なのかな?

すると、サブドミナント・マイナー→ザブドミナント
更に転調ないし借用先のドミナント

うーん、successionなの???

ポピュラーにおけるコード進行の分析も
ろくに出来ない、というよりよく分からないので
むしろこっちに手を出している(爆)んだが
この譜例はどういう意味でsuccessionなのか
よく分からないなぁ。。。
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HN:
べぇす
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男性
趣味:
音楽(素人レベル)
自己紹介:
一応趣味でベースを弾く。

……けど、だれだっていいじゃん、オイラなんか!


◎音楽関係のプロフィール
・ベース歴: 15年以上
・譜面の読み書き: 不自由
・初見演奏: 無理
・利用譜面エディタ: Allegro 2007→Finale 2010
・利用DTMソフト: Music Creator 2

※楽理関係を扱ったことを書いていますが、上記のように音楽については素人です。書かれている内容を鵜呑みにされないよう、ご注意ください。
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