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楽理一般がメイン、一応。とはいえ書いているヤツは素人ですので、誤解・勘違い・間違いも多いかと思います。色々教えてください!
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何度か取り上げているが
"Pools"のリード・シートを検討している


The Don Grolnick Collection

先日も触れたように謎のコード・クォリティがある
具体的なコード・ネームでいうと

Am9sus

なんていうやつだ

繰り返しになるが、おいらは当初
これをラテン系の表記法を踏襲していたものと考えた
それこそ繰り返しだが


ブラジリアンミュージックワークショップ CD付

このp.27にこうある
ブラジリアン・ミュージックの出版界では、コード・シンボル7Mは、maj7(△)。7/4コードは7susと記します。
後半の「7/4コードは7sus」がポイントで
おいらはこれを
ドミナント・セブンス(属七)において
第4音、つまりルートから見たP4下に転回することで
バスとするコード、と解釈した

この解釈をAm9susに踏襲すると
Aをルートとするマイナー・ナインス・コードにおいて
Aから見たP4、すなわちDを下に転回してバスとしたコード
ということになる

ところが、"Pools"のリード・シートには

Am9sus/D

というコード・ネームが別途用いられていることから
上の解釈を採用した場合、Am9susと区別が付かなくなってしまう

そこでおいらは、もっとシンプルに考えて
要は3rdとP4の両方をコード・ノートに含むコードと解釈した

リード・シートを少しずつFinaleで打ち込み
合わせてこのような解釈に合わせてコード・ノートもFinaleで打ち込み
プレイバックを聞いてみて、こういった解釈もあり得なくはない
そう思ったりもした

だとすると、P4はテンションと考えて11thとも位置づけられるし
m7、9thと共に11thもテンションとして組み込んでいるなら
Am9susは

Am11

とも書き換えられることになるし
少なくともオイラにはこちらの方が分かりやすい

このため、上記のようにFinaleで譜面を書き写す際は
このコード・クォリティはm11に書き換えてもいた

ところが、である
実に間抜けな話なのだが、"Pools"のリード・シートには

G11

というコード・ネームも採用されていたのだ!

つまり、ドミナント・セブンスであるG7に
9thと11thのテンションが加わったコード、ということだ
よって、上のような解釈に基づくなら
Don Grolnickならこう書いていてもおかしくなかったはずだ

G9sus

こうなると、Don Grolnickがどのような正書法というか文法というか
うーん、ルールに従ってコード・ネームを記していたのか
サッパリ分からなくなってくる

これ、オイラにはかなり大きな謎だ
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HN:
べぇす
性別:
男性
趣味:
音楽(素人レベル)
自己紹介:
一応趣味でベースを弾く。

……けど、だれだっていいじゃん、オイラなんか!


◎音楽関係のプロフィール
・ベース歴: 15年以上
・譜面の読み書き: 不自由
・初見演奏: 無理
・利用譜面エディタ: Allegro 2007→Finale 2010
・利用DTMソフト: Music Creator 2

※楽理関係を扱ったことを書いていますが、上記のように音楽については素人です。書かれている内容を鵜呑みにされないよう、ご注意ください。
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