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現在読んでいるのはこの本です。
色々野暮用があって更新をサボってました(^◇^;) 図書館に予約した本や、書店に注文した本が一気にまとめて届いたりしたため、単純に読むのが忙しかったりしてます。いくつか流れがあって、
これとは別に、長谷川三千子の著作が面白かったので更に色々読んでみたら、どうも長谷川は「大人になる」とは「辛抱するようになる」ことと捕らえているようで、要は年とともに色んな責任も出てくるからわがままを抑えるべき、という、言ってしまえば実につまらない話をしている。ところが、これは人権をホッブズのレベルまでたどると、各自の権利の衝突による「万人の万人に対する闘争」となってしまうことを意識した上でのことで、伝統的・慣習的な、なんだ、元服だのなんだの? そういったライフ・ステージの節目に当たる儀式というのは、そういった闘争を避けて世の中を丸く収めるための知恵というか、そういったものに裏打ちされているという発想があるようなんですね。そこから、ジェンダーっていうんですかね? 社会的性差に基づく分業・協業ってのもあるんだから、男女共同参画などと称して長年培われてきたシステムを壊すのはダメだ、という考えになるようなんです。そういう意味では、野放図な自由を日本的伝統・慣習(挙げ句の果てには天皇への敬意なんて者までひっくるめて)を支持する話になるんですが、どうもこれが出来損ないの右翼的プロパガンダにも思えてしまう。
そこで、上で述べたようなプラトンの関心もあるので、『国家』を読み返すとか、社会契約論や人権思想をまともに追いかけるって課題もありそうなんですが、いくら何でも途方もない話になりそう。そこで、まだ学部生のときに読んだポランニーに戻ろうかと。ポランニーは自由をこの上なく肯定するんですが、そこには旧ソ連型の「計画」に基づく研究に対する強烈な反発が潜んでいる。これが巧く長谷川の話とつながるかどうかは分からないんですが、学部生のときは『暗黙知の次元』と『個人的知識』を中心に取り組んで、『自由の論理』は部分的に参照しただけなので、まともに頭から読んだら、ポランニーが言う「自由」っていうのは、どうもミルが言うような「人の迷惑にならなきゃ何やってもいい」的なものとは随分違うようだって感触もあって、はてさてどーしよう?
なんてことを考えている内に、和声学の話を完全に忘れてしまっていたため(^◇^;) 慌てて行進している次第。
で、p.23に入ります。練習問題なのですが、なんとも。。。
色々野暮用があって更新をサボってました(^◇^;) 図書館に予約した本や、書店に注文した本が一気にまとめて届いたりしたため、単純に読むのが忙しかったりしてます。いくつか流れがあって、
- ひょんなことからプロティノスを読んでみる気になった。
- プロティノスの大元と言えるプラトンの代表作をまともに読んでみる気になった。
- 長谷川三千子の著作を読むことで、人権、民主主義、自由といった概念をまともに追ってみたくなった。
- 自由との関わりで、学部生のときに取り組んだマイケル・ポランニーを読み返す気になって、『自由の論理』に手を出した。
これとは別に、長谷川三千子の著作が面白かったので更に色々読んでみたら、どうも長谷川は「大人になる」とは「辛抱するようになる」ことと捕らえているようで、要は年とともに色んな責任も出てくるからわがままを抑えるべき、という、言ってしまえば実につまらない話をしている。ところが、これは人権をホッブズのレベルまでたどると、各自の権利の衝突による「万人の万人に対する闘争」となってしまうことを意識した上でのことで、伝統的・慣習的な、なんだ、元服だのなんだの? そういったライフ・ステージの節目に当たる儀式というのは、そういった闘争を避けて世の中を丸く収めるための知恵というか、そういったものに裏打ちされているという発想があるようなんですね。そこから、ジェンダーっていうんですかね? 社会的性差に基づく分業・協業ってのもあるんだから、男女共同参画などと称して長年培われてきたシステムを壊すのはダメだ、という考えになるようなんです。そういう意味では、野放図な自由を日本的伝統・慣習(挙げ句の果てには天皇への敬意なんて者までひっくるめて)を支持する話になるんですが、どうもこれが出来損ないの右翼的プロパガンダにも思えてしまう。
そこで、上で述べたようなプラトンの関心もあるので、『国家』を読み返すとか、社会契約論や人権思想をまともに追いかけるって課題もありそうなんですが、いくら何でも途方もない話になりそう。そこで、まだ学部生のときに読んだポランニーに戻ろうかと。ポランニーは自由をこの上なく肯定するんですが、そこには旧ソ連型の「計画」に基づく研究に対する強烈な反発が潜んでいる。これが巧く長谷川の話とつながるかどうかは分からないんですが、学部生のときは『暗黙知の次元』と『個人的知識』を中心に取り組んで、『自由の論理』は部分的に参照しただけなので、まともに頭から読んだら、ポランニーが言う「自由」っていうのは、どうもミルが言うような「人の迷惑にならなきゃ何やってもいい」的なものとは随分違うようだって感触もあって、はてさてどーしよう?
なんてことを考えている内に、和声学の話を完全に忘れてしまっていたため(^◇^;) 慌てて行進している次第。
で、p.23に入ります。練習問題なのですが、なんとも。。。
とりあえず、練習問題を見てみます。
p.23
というわけで、p23に3問、p.24に4問、問題があります。
さて、この問題文を見ると、
p.23
へ長調の主要三和音の連結を練習しましょう。
和音記号が書かれていない所は、旋律に良く合う和音を自分で考えてください。
というわけで、p23に3問、p.24に4問、問題があります。
さて、この問題文を見ると、
- 基本的には和音記号が書かれてあるので、そのコードを適切にヴォイシングする
- 和音記号が書かれていない場合は、旋律、メロディから適切なコードを選んだ上で、ヴォイシングする
ということが求められているんだろう、と推察されます。
ところが、1問目の譜例がそもそもこのような問題のとらえ方を覆してしまうのです。
1.
そもそも旋律、メロディが後ろ3小節には書かれていないんですよ!
まぁ、ヴォイシングされたトップ・ノートが機械的にメロディになっているようなものですからどうって事はないんですけど、この『和声学入門』で言われている「旋律」って、結局なんなんだ?? という疑問が生じます。
ともかく解きましょうか? 先取進行を含む「ⅠⅣⅤⅠ」の2回繰り返しですから、ト音部が空白の3小節は、2-4小節のヴォイシングをそっくり踏襲すれば済むでしょう。
はい、これで模範解答とも合っています。ただ、譜面エディタでこの譜例作ってプレイバックを聞いてみましたが、個人的にはピンと来ません。
しかし、こういう問題を解かされると、機能和声に従ってケーデンスを定め、適切にヴォイシングして連結すれば、メロディは自ずとトップ・ノート(ソプラノが担う)によって決定される、と言うことになってしまいそうです。ホントにそういうことでいいの???
今回はここまで。
ところが、1問目の譜例がそもそもこのような問題のとらえ方を覆してしまうのです。
1.
まぁ、ヴォイシングされたトップ・ノートが機械的にメロディになっているようなものですからどうって事はないんですけど、この『和声学入門』で言われている「旋律」って、結局なんなんだ?? という疑問が生じます。
ともかく解きましょうか? 先取進行を含む「ⅠⅣⅤⅠ」の2回繰り返しですから、ト音部が空白の3小節は、2-4小節のヴォイシングをそっくり踏襲すれば済むでしょう。
しかし、こういう問題を解かされると、機能和声に従ってケーデンスを定め、適切にヴォイシングして連結すれば、メロディは自ずとトップ・ノート(ソプラノが担う)によって決定される、と言うことになってしまいそうです。ホントにそういうことでいいの???
今回はここまで。
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COMMENT
HN:
べぇす
性別:
男性
趣味:
音楽(素人レベル)
自己紹介:
一応趣味でベースを弾く。
……けど、だれだっていいじゃん、オイラなんか!
◎音楽関係のプロフィール
・ベース歴: 15年以上
・譜面の読み書き: 不自由
・初見演奏: 無理
・利用譜面エディタ: Allegro 2007→Finale 2010
・利用DTMソフト: Music Creator 2
※楽理関係を扱ったことを書いていますが、上記のように音楽については素人です。書かれている内容を鵜呑みにされないよう、ご注意ください。
……けど、だれだっていいじゃん、オイラなんか!
◎音楽関係のプロフィール
・ベース歴: 15年以上
・譜面の読み書き: 不自由
・初見演奏: 無理
・利用譜面エディタ: Allegro 2007→Finale 2010
・利用DTMソフト: Music Creator 2
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