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楽理一般がメイン、一応。とはいえ書いているヤツは素人ですので、誤解・勘違い・間違いも多いかと思います。色々教えてください!
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自宅のデスクトップにWinを再インストールしたり、携帯用USBHDDを入手したのでそちらにUbuntu Linuxをインストールしたりと、最近色々忙しくて、こちらの更新が滞っています。

まぁ、読者の方ってどの程度いるのか分かりませんが、一応謝っておきます。すみません≦(._.)≧

とりあえず、向こう数回分の方針としては、
  • オルタード・スケールの出所と、使われうる脈絡となる長短スケールとの関わり
  • 篠田がオルタード・スケールが使えるとした例について、改めて考察
  • ディミニッシュ・コード向けコード・スケールに関するなぞ
を順次取り上げる予定ではあります。

自分が考える事柄相互の関連などを自分でも明確にするという意味では、アイディア・プロセッサ的に超漢字を導入してみたいんですよね。この手の楽理の話は、自分自身が考えていることが相互矛盾しないかどうかのチェックも大事なので、自分が過去に書いたことを適宜振り返って確認するんですが、この作業がなかなか厄介。なので、出来るかどうかは定かじゃないんですけど、考え自体は超漢字に写し取って、そこから適宜ブログ向けに現行となる範囲を切り出すような(って、言ってること分かります??)やり方って出来ないだろうか? というのがありまして。

ともかく、状況が許せば更新再開します。

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楽理本によってドミナント・コードに対するコード・スケールの説明の仕方が違いす。この違いを踏まえて、ドミナント・コードに対するコード・スケールについて考えてみます。さしあたり参照するのはこれら3冊です。



水野による、ドミナント・コードに加わったテンションに応じて「使える」(「使うことが必然的な」ではない)コード・スケールの説明を続けて見ていきます。

自宅のデスクトップで起動不良が生じたため、更新が途切れてしまいましたが、ぼちぼち再開します。

これまでのポイントを整理しておくと、
  • 篠田は「違和感がなければ何でもOK」と言えばそれっきりだが、「スケールが導かれる・派生する必然性みたいなもの」はあるのだから、それに従ったスケールを使うと説得力がある、との立場。
  • 林、水野も基本的にはコード・ノート以外の音(テンション・ノートに相当)を調性から補填するので、これはある種篠田が言う「必然性みたいなもの」に近いことを言っているのかもしれない。が……
  • 林は、テンション・ノートを「欲しいサウンドになるように」設定することで、むしろ独自のコード・スケールを作ることを否定しない。
  • 水野は、コードがテンション・コードの場合、コード・ノートやスケール・ノートとが一致するスケールは使える、とのスタンスで、テンションとスケールとの関わりを説明する。
  • このため、オルタード・スケールについても、篠田的「必然性みたいなもの」により使うべき・使うのが必然、という場合があり得るとはせず(少なくともそういう説明はしない)、オルタード・スケールとテンションの(部分的)一致から、「使って良い」と説明するに留まる。
  • 三者とも、オルタード・スケールがどこから導かれるのかについては、説明しない
といった感じです。

まぁ、スケールの由来・出所というものについても、どこまでたどれるのか、たどるべきなのかははっきりしないのですが、飽くまでオイラの勝手な考えとしては、
  • 公理として無前提に受け入れられるスケールは、ダイアトニック・スケール
だと思います。この並べ替えから7種類のモードが取り出され、メジャー・スケールとマイナー・スケールが取り出される。マイナーについては、導音設定のためにハーモニックが、隙間の調整からメロディックが派生し、これらマイナーの変種の並べ替えから、ハーモニック・マイナー5thビロウだとか、ミクソリディアンb6などが導かれます。

なので、鶏と卵のようなものですが、ドミナント・コードに対するコード・スケールについても、コードとスケールのどちらが先かは別にしても、両者に何らかの対応があると考えたくなりますし、
  • セブンス・コードに付加されたテンションと、前後の調性からスケールを構成
  • 作りたいメロディを構成する音からスケールを判定し、適ったコードを選択
と、どちらが鶏と卵のどちらに当たるとしても、両方の場合があり得るだろうからこそ、篠田が「必然性みたいなもの」と言うなら言うで、当然そう言うものがあるんだろうと、オイラ自身思っているわけです。

ところが、篠田が行っている説明が説明になっていなかったこと、林や水野はむしろ、上で述べたようなスケールとコードの関係は踏まえつつ、「なんなら独自にスケールを作って良い」とか「こういうスケールを使って良い」という説明になっています。

こうしたごちゃごちゃした状況がなぜ生じているのか?

ぶっちゃけ、ドミナントはトニックに解決したい! という「不安定さ」が求められているからには、きれいな、安定した音使いをする必要がない、安定を期待したくなるような不安定さが生まれるなら、なにやったっていい、という程度の話なのではないか?? という気もします(^◇^;)

ともかく、水野の説明がまだ続いています。とりあえず、これまで確認した水野の説明をまとめると、こうなります。
  • 7(b9): コード・ノートでP1, M3, P5, m7、テンションでm2が埋まる→m2がマイナー・スケールを示唆するので(ハーモニック・メジャーの可能性もあるが、水野は言及せず)、ハーモニック・マイナー5thビロウ
  • 7(#9): コード・ノートでP1, M3, P5, m7、テンションでm3が埋まる→用例がむしろトニックとしてなので、例外(ブルース系)
  • 7(b5), 7(#11): コード・ノートで確実に埋まるのはP1, M3, m7、コード・ノートのオルタードか、テンションかは別にしても、b5と#11はエンハーモニック→完全にこれらと整合的なスケールは提示されず。部分的に一致するスケールとして、ホール・トーン・スケール、リディアン7thを提示。
  • aug7, 7(b13): コード・ノートで確実に埋まるのはP1, M3, m7、コード・ノートのオルタードか、テンションかは別にしても、#5とb13はエンハーモニック→部分的に一致するスケールとして、ホール・トーン・スケールを提示。Ⅲ7にて使われる場合は、メジャー・スケールにおいては(水野による導き方とは異なるが外延は一致するので)メロディック・メジャー(ラとシがフラットする)をミから並べたもの、マイナー・スケールにおいては水野は言及していないが、ハーモニック・マイナーをドから並べたもの。
  • 上記の内7(#9)以外の全てでオルタード・スケールが使える(部分的に一致するから??)
と言うわけで、いつもに増して長い前振りを経て……
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水野による、ドミナント・コードに加わったテンションに応じて「使える」(「使うことが必然的な」ではない)コード・スケールの説明を続けて見ていきます。

今回は、水野の説明がよく分からないことから、素人のオイラなりに私見を提示させていただきます。
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楽理本によってドミナント・コードに対するコード・スケールの説明の仕方が違いす。この違いを踏まえて、ドミナント・コードに対するコード・スケールについて考えてみます。さしあたり参照するのはこれら3冊です。



篠田はコード・スケールを選択する「必然性みたいなもの」を説明しているはずなのですが、「オルタード・スケール」 を選択する「必然性みたいなもの」は、結局よく分かりませんでした。

そこで、水野の説明を参照したところ、むろしドミナント・コードに何らかのオルタード・テンションがあるなら、「オルタード・スケールは使ってよい」、ただし、追加されたオルタード・テンションに応じて、より適切なスケールが別にある、という話のようでした。すると、オルタード・スケールを選ぶ理由があるとすれば、篠田が言うような「必然性みたいなもの」によるのではなく、「オルタード・テンションがあるんだからオルタード・スケールで処理しておけ」という、ある種オルタード・スケールの万能ぶりによるものと言えそうです。

では、オルタード・テンションのあるドミナント・コードのコード・ノートや、そのコードが使われる脈絡などによる〈何らかの必然性〉に適った、オルタード・スケール【以外】のコード・スケールはどうなるんでしょうか? 前回は、オルタード・テンションがb9の場合と#9の場合を確認しました。今回は続きです。
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前回、篠田による「解決されるコードに基づく」ドミナント・コード向けコード・スケールの説明を見たのですが、提示された例では「オルタード・スケール」が使えるとしながら、なぜ使えるのかについては、結局よく分かりませんでした。篠田自身がスケール選択の「必然性みたいなもの」を説明しようとしていたはずなのですが……

そこで、水野や林によるオルタード・スケールに関する説明を参照してみます。
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HN:
べぇす
性別:
男性
趣味:
音楽(素人レベル)
自己紹介:
一応趣味でベースを弾く。

……けど、だれだっていいじゃん、オイラなんか!


◎音楽関係のプロフィール
・ベース歴: 15年以上
・譜面の読み書き: 不自由
・初見演奏: 無理
・利用譜面エディタ: Allegro 2007→Finale 2010
・利用DTMソフト: Music Creator 2

※楽理関係を扱ったことを書いていますが、上記のように音楽については素人です。書かれている内容を鵜呑みにされないよう、ご注意ください。
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