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この本を読んでいます。
現在クラシックでのコード表記について確認しています。前回まででドミナント・セブンスとハーフ・ディミニッシュのクラシックにおける表記を確認したのですが、4声コードと言えば最も典型的と言えそうなメジャー・セブンスやマイナー・セブンスがまだ登場していませんでした。今回はこの二つを取り上げます。
ちなみに、取り上げている順序は、『和声の歴史』p.18の譜例の順序に従っていて、オイラには他意というか、含むところはありません。変に勘ぐられてもアレなんで、今のうちにお断りしておきます(^◇^;)
まず、前回までの復習をしておきましょう。ドミナント・セブンス(クラシックの属七)のコード・ノートを示すアラビア数字のあり方から、この数字付けは転回形の種類をより少ない文字数で示す目的でなされているのではないか? と推測した上で、具体的な表記については次のような決まりがあるのではないか? と考えていました。
ですが、今回確認するメジャー・セブンスとマイナー・セブンスを見ると、この推測も外れていそうです。数字の付け方は依然謎です。
現在クラシックでのコード表記について確認しています。前回まででドミナント・セブンスとハーフ・ディミニッシュのクラシックにおける表記を確認したのですが、4声コードと言えば最も典型的と言えそうなメジャー・セブンスやマイナー・セブンスがまだ登場していませんでした。今回はこの二つを取り上げます。
ちなみに、取り上げている順序は、『和声の歴史』p.18の譜例の順序に従っていて、オイラには他意というか、含むところはありません。変に勘ぐられてもアレなんで、今のうちにお断りしておきます(^◇^;)
まず、前回までの復習をしておきましょう。ドミナント・セブンス(クラシックの属七)のコード・ノートを示すアラビア数字のあり方から、この数字付けは転回形の種類をより少ない文字数で示す目的でなされているのではないか? と推測した上で、具体的な表記については次のような決まりがあるのではないか? と考えていました。
- PF: 7
- R1: 5 6
- R2: (4) 6
- R3: 2 4
ですが、今回確認するメジャー・セブンスとマイナー・セブンスを見ると、この推測も外れていそうです。数字の付け方は依然謎です。
では、今回の譜例から見ていきます。今回は、ポピュラーで使われるコード・ネームを〈形〉の下に併せて書き込んでおきました。
自動的に画像が縮小されてしまっていますが、クリックすれば大きなウィンドウで表示されますので、ご了承ください。
マイナー・セブンスの例として、ポピュラーで言うDm7が、メジャー・セブンスの例としてCM7がそれぞれ取り上げられています。パッと見て不思議なのは、導音を示す「+」が見あたらないこと、R2の数字がどちらも「3 4」となっていることです。なお、どちらのコードも数字の付け方が全く同じです。
R2については、「3 4」の箇所だけ2度間隔であることを示していると考えれば説明は付きそうなものですが、以前オイラは次のように考えました。
また、ウィキペディアを参照して確認したように、「3」に記号が付く場合は数字が省略されます。今考えると、「2」が明示されるのはR2だけですから、「2」とない限りは「3」が含まれるのは確実であり、わざわざ表記するまでもないからではないか? と思われます。それこそ上で記したように、「『3』はPF、R1、R2に共通する」のです。
こういったことを考慮すると、パッと見た限りでは、R2が「3 4」となるのは不思議に思えます。
また、もっとも疑問の余地がなさそうなPFにも謎は潜んでいます。今回のPFはDm7とCM7です。何度か繰り返している議論ですが、確認のため繰り返しておきます。調号には一切の変化記号がありませんから、Key Cであることは確実ですが、旋法はC maj.ともA, min.とも限定出来ません。ただ、C maj.であれば導音はBですし、A min.であれば導音はG#です。譜例には一切臨時記号が登場しませんので、導音はB、よって旋法はC maj.と考えるのが妥当でしょう。
ところが、CM7におけるBを表す「7」には「+」が添えられていません。これはなぜなのでしょう? オイラには全く理由の見当が付きません。
謎の解明が出来ないため、今回はここまで。
マイナー・セブンスの例として、ポピュラーで言うDm7が、メジャー・セブンスの例としてCM7がそれぞれ取り上げられています。パッと見て不思議なのは、導音を示す「+」が見あたらないこと、R2の数字がどちらも「3 4」となっていることです。なお、どちらのコードも数字の付け方が全く同じです。
R2については、「3 4」の箇所だけ2度間隔であることを示していると考えれば説明は付きそうなものですが、以前オイラは次のように考えました。
トップ・ノートが「7」となるのはPFだけですから、こちらは問題ないでしょう。「2」が登場するのはR3だけですから、こちらも問題ないでしょう。あと は、いかにしてR1とR2を区別するか? です。「6」は基本形以外の転回形全てに共通しますが、だからこそ「6」が記されていれば、基本形の可能性を除 外できます。「3」はPF、R1、R2に共通するので使えません。他方、「6」と組み合わせるなら、「5」があればR1、「4」があればR2と限定できそ うです。
また、ウィキペディアを参照して確認したように、「3」に記号が付く場合は数字が省略されます。今考えると、「2」が明示されるのはR2だけですから、「2」とない限りは「3」が含まれるのは確実であり、わざわざ表記するまでもないからではないか? と思われます。それこそ上で記したように、「『3』はPF、R1、R2に共通する」のです。
こういったことを考慮すると、パッと見た限りでは、R2が「3 4」となるのは不思議に思えます。
また、もっとも疑問の余地がなさそうなPFにも謎は潜んでいます。今回のPFはDm7とCM7です。何度か繰り返している議論ですが、確認のため繰り返しておきます。調号には一切の変化記号がありませんから、Key Cであることは確実ですが、旋法はC maj.ともA, min.とも限定出来ません。ただ、C maj.であれば導音はBですし、A min.であれば導音はG#です。譜例には一切臨時記号が登場しませんので、導音はB、よって旋法はC maj.と考えるのが妥当でしょう。
ところが、CM7におけるBを表す「7」には「+」が添えられていません。これはなぜなのでしょう? オイラには全く理由の見当が付きません。
謎の解明が出来ないため、今回はここまで。
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COMMENT
HN:
べぇす
性別:
男性
趣味:
音楽(素人レベル)
自己紹介:
一応趣味でベースを弾く。
……けど、だれだっていいじゃん、オイラなんか!
◎音楽関係のプロフィール
・ベース歴: 15年以上
・譜面の読み書き: 不自由
・初見演奏: 無理
・利用譜面エディタ: Allegro 2007→Finale 2010
・利用DTMソフト: Music Creator 2
※楽理関係を扱ったことを書いていますが、上記のように音楽については素人です。書かれている内容を鵜呑みにされないよう、ご注意ください。
……けど、だれだっていいじゃん、オイラなんか!
◎音楽関係のプロフィール
・ベース歴: 15年以上
・譜面の読み書き: 不自由
・初見演奏: 無理
・利用譜面エディタ: Allegro 2007→Finale 2010
・利用DTMソフト: Music Creator 2
※楽理関係を扱ったことを書いていますが、上記のように音楽については素人です。書かれている内容を鵜呑みにされないよう、ご注意ください。
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