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Innerviewsにアップロードされたインタビューの翻訳です。
Allan Holdsworth
Harnessing momentum
by Anil Prasad
Copyright © 2008 Anil Prasad. All rights reserved.
アラン・ホールズワースが全てのエレクトリック・ギタリストの中でも、最もユニークにして魅力的かつ大胆な存在の一人であることに、疑念の余地はない。彼が40年 にわたるキャリアの間に受けた賞賛は比類ない。にもかかわらず、彼は一切の喝采を受け入れることはないだろう。彼は、技術、作曲やインプロヴィゼーション に見せる手腕を飽くことなく今もなお研ぎ澄ませているのだ。ホールズワースは常に成長の余地を見いだしており、捧げられる讃辞に畏まるにせよ、それはそれ として、自らの栄誉に安住せぬよう自らを戒めるのだ。
複雑な音程進行、驚くほど流れるレガート・ライン、複雑に組み立てられたコード・シェイプ──ホールズワースのサウンドは、これらの再現不能なコンビネーションである。ホールズワースはこれらを組み合わせ、ジャズ・フュージョンだけでも12枚を越えるソロ・アルバムだけではなく、トニー・ウィリアムズ「ライフタイム」、ソフト・マシーン、U.K.、ゴング、ブルーフォード(註)、ジャン-リュック・ポンティ・グループ、レベル42を含む、有名人のロック、ジャズ、ポップスの脈絡で用いる。
ホールズワースの最新作Live at Yoshi'sは、キーボーディストのアラン・パスクァと組んだ、目下進行中のトニー・ウィリアムズへのトリビュート・プロジェクトの模様を収録したDVDである。グループにはベーシストのジミー・ハスリップ、ドラマーのチャド・ワッカーマンもフィーチャーされている。本作は2002年リリースのライブCD、All Night Wrong以来初めてのホールズワース関連のメジャー作品である。ホールズワースのキャリアを概観する優れたコンピレーション、Against the Clockも2005年にリリースされた。それでも、つい最近までは、ホールズワースの演奏と新譜を、ここ十年の間耳目にするのは希であった。
カリフォルニア州オークランドのとあるカフェで午後のビールを楽しみながら、あの伝説のジャズ・クラブYoshi'sでの一週間に及ぶステージのさなか、ホールズワースはしばらく一線を退いていた理由、最近の復帰、今後の活動について論じた。これまでの関わりがものを言い、ホールズワースはInnerviewsに詳しく答えてくれた。
(註)
ビル・ブルーフォードのバンド。日本ではこれまで慣習的に「ブラッフォード」と表記され てきたが、ウィキペディアの解説では「ブルフォード」が元の発音に近い旨記され、ネットを検索してみると「ブルッフォード」とするサイトもヒットすること から、現在定まった表記法は確立されていないようである。元の綴りはBrufordであり、アメリカ英語的には確かに「ブラッフォード」と読みそうなものなのだが、ビル本人の発音から察するに、Bru-のuを「ユー」と発音するようだ。ただし、だからといってbreweryのように「ブリュ」とはならないように思える。また、「ブルフォード」ないし「ブルッフォード」と発音するほどuの発音が短かったり跳ねたりしているようには、当方には思えない。このため、試みに「ブルーフォード」との表記を採用する。
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……けど、だれだっていいじゃん、オイラなんか!
◎音楽関係のプロフィール
・ベース歴: 15年以上
・譜面の読み書き: 不自由
・初見演奏: 無理
・利用譜面エディタ: Allegro 2007→Finale 2010
・利用DTMソフト: Music Creator 2
※楽理関係を扱ったことを書いていますが、上記のように音楽については素人です。書かれている内容を鵜呑みにされないよう、ご注意ください。