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楽理一般がメイン、一応。とはいえ書いているヤツは素人ですので、誤解・勘違い・間違いも多いかと思います。色々教えてください!
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国語辞典では出てこなそうな「連桁」という言葉だが、サ変動詞なのか、純然たる名詞なのか、どうもよく分からない。こういった言葉遣いの慣習も含めて楽譜の書き方を解説している本やサイトってないものかな?

オイラが調べた限りではこんなサイトがありました。色んな連桁の例が載っていますが、ともかく定義はこうなっています。

符鈎のついた音符が連続する時、符鈎を桁でつなげたものを連桁と呼びます。

「符鈎」は「ふこう」と読むのかな?

ともかく、この符鈎の付いた音符が前提となるのだから、符鈎が付かない全音符、2部音符、4部音符については連桁もあり得ない、と言うことなのかな?

誰かからきちんと教わったわけではないものの、4部音符分の長さで区切られて、タイで繋ぐのが一般的みたいです。たとえば……

example1.jpgこんな書き方をしたとします。リズム表記なので音程は無視してください。

ともかく、3/4の小節を付点8部で区切って4拍子にしているってことが、一目で分かる書き方のような気がするのですが、どうも一般的にはこういう書き方ってダメらしいんですよね。

example2.jpgむしろ、こう書くのが正しいらしいんです。どうも、このタイで繋がっている部分がむしろ切れ目となって、連桁全体で1拍、よって飽くまで3拍子であることが分かる、ということらしいんです。

ただ、"Texas"を耳コピーして譜面を書いていて、「これはちょっと……」と困ってしまったんです。

著作権侵害になると困るものの、譜面の書き方に関する学術的な記述と見なして貰えるなら大丈夫なのかなぁ?? とりあえず、リズム表記でお茶を濁しておきます。

ともかく、"Texas"を採譜していて、上のように1拍毎に区切りつつ、タイで繋ぐ書き方だと、こんな感じになるフレーズに出くわしました。

example3.jpg純然たるリズム譜だと書きづらいので、上声部はE、下声部はFに統一して書いてみました。こう見ると、確かに各声部のタイミングというか、そう言ったものが捉えやすくなるかもしれません。ドラム譜なんかを頻繁に読む人には、むしろ読みやすいかもしれませんね。

ただ、各声部ともシングル・ノートを繋いだラインなのでまだ良いのですが、これがコードになると、タイが何本も重なって、パッと見ややこしくなってしまいます。そういえば、ドラム譜ではほとんどタイって使いませんしね。打楽器的な発想だと、音価は音を伸ばして切るタイミングというよりは、なんだろう? ある種、数直線というか、時間の格子というか、「点」を意識するための便宜でしかないんでしょうし。

ともかく、こんな風にタイが何本もあると、結構イヤじゃないですか?? (音程はデタラメです)

example4.jpgまだ2小節目は上下の声部のリズムが同じだから良いようなものですが、1小節目はごちゃごちゃしてますよね。

そこで、連桁の規則というか、拍毎に区切った上でタイで繋ぐって方法を無視して、こんな風に書くと、タイも減れば符頭も減って、何となく見やすくなったような気がするんですが、どんなもんでしょう??

example5.jpgこの書き方は、上で紹介したサイトで言うと、弱起の例に近い気もするのですが、ご覧の通り弱起なんか使ってないですから、やっぱりこの書き方は間違いなんだろうなぁ??

考えてみると、ポピュラーではリズム遊びというか、たとえばスリップ・ビートなんかを使うことって結構ありますよね? 4/4で4部音符を4つ並べるだけのフレーズを、頭に8部休符加えたりすると、半拍ずれることになるわけですが、これを8部音符の連桁で書くと、かえって分かりにくくなる気がするんですが……

連桁に限らず、譜面の正しい(少なくとも標準的な)書き方について、解説している本とかってないですかね?? 読み方を説明している本はたくさんあるんですけど、書き方となるとなかなか適当な本が見つからないんですよね。。。
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べぇす
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男性
趣味:
音楽(素人レベル)
自己紹介:
一応趣味でベースを弾く。

……けど、だれだっていいじゃん、オイラなんか!


◎音楽関係のプロフィール
・ベース歴: 15年以上
・譜面の読み書き: 不自由
・初見演奏: 無理
・利用譜面エディタ: Allegro 2007→Finale 2010
・利用DTMソフト: Music Creator 2

※楽理関係を扱ったことを書いていますが、上記のように音楽については素人です。書かれている内容を鵜呑みにされないよう、ご注意ください。
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