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楽理一般がメイン、一応。とはいえ書いているヤツは素人ですので、誤解・勘違い・間違いも多いかと思います。色々教えてください!
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こちらのノートです。

前回までで、Gメジャー・スケールをリーディング・ノートとするコード・シェイプを一通り確認しました。

"Melody Chords for Guitar"はこの作業を2弦と3弦でも行います。段取りは1弦の場合と同じです。すなわち、
  • 2弦、3弦双方で、解法から、リーディング・ノートでスケールを上行する
  • オルタード・ノートもリーティング・ノートに数える
  • Gをファンダメンタル・ノートとして、基本的にはGメジャー・トライアドを含むようにしつつ、リーディング・ノートによっては一部コード・ノートをM6のEなどに置き換える
と言った感じです。

ただ、ホールズワースの説明が一部よく分からないところがあります。数少ないとは思いますが、読者の皆さん、「こういうことではないか?」といった考えがありましたら、ぜひコメントお願いします。


ホールズワースは、指板上で指が抑えるべき位置を、コード・シェイプと呼び、そこに指を置くことを「コード・シェイプをフォームする」と言っていました。例えば、"Melody Chords for Guitar"のp.9では、コード・シェイプの図を示しつつ、次のように記述しています。

To form the chord shape in any key, first find the Root positions and then form the chord shapes around these positions.

一応、訳しておきましょう。

どのキーにおいてであれ、コード・シェイプをフォームするには、まずルートのポジションを見付け、その後でそのポジションの回りにコード・シェイプをフォームする。

非常に日本語としてはたどたどしいのですが、言わんとすることは分かりますよね?

ともかく、ここから、日本語では「コード・フォーム」とされているものを、ホールズワースは「コード・シェイプ」と呼んでおり、「フォーム」はあくまで「コード・シェイプをフォームする」という動詞として使われていることは明かです。

ところが、リーディング・ノートを2弦でプレイするコード・シェイプを説明する際に、結局は「コード・フォーム」って名詞を使ってるんですよね……

まぁ、「コード・フォーム」、「コード・シェイプ」いずれにしても、もしかすると英語圏ではギター奏法を説明する上での固定されたタームとはなっていないのかもしれませんし、どちらで言われても意味は分かりますから、まぁ、いいか、という気もしないじゃないんですが……

やっぱり言っていることがよく分からない話が出てきます。一ヶ所は単純な誤植・誤記だと思うのですが、一部は英語圏のギター教則においては、言わずもがなのタームなのかもしれません。ともかく、問題の箇所を検討するために引用します。

(2弦上にリーディング・ノートを配置したコード・シェイプについて)These chord forms provide for notes in the scale ascending from 6th (E), of Gmajor, on the open first string to the 3rd (B), on the open 2nd string and also "insid" chord alternatives to the chords for scale notes up to fret position ten, on the first string for the 5th, (D).

やはり、訳しておきましょう。

これらのコード・フォームは、1弦開放、Gメジャー・スケールにおける第6音(E)から、2弦開放の第3音(B)への、スケール上行向けであり、10フレットのポジション、1弦で言えば第5音(D)までのスケール・ノート向けのコードに対する、「インサイド」・コード代替物である。

1弦開放のEから2弦開放のBへ向かうのは、どう考えても上行ではなく下行なので、scale ascendingはscale descendingの誤植・誤記でしょう。だとしても、1弦開放のEと同じ音程は2弦5フレットで奏でることが出来るので、音程で言えば2弦5フレットから2弦開放までの半音6つ分の下行しか考えていない?

ところが、"Scale Chords for Guitar"のp.14-16にかけて、リーディング・ノートが2弦開放のBから15フレットのDまでの場合について、コード・「フォーム」を「上行で」紹介してるんですよね。

しかも、そのような形で紹介するコード・シェイプが、「『インサイド』・コード」代替物であるとはどういうことなのか? まず、「インサイド・コード」とは何なのかが分からないのでネットを検索してみたのですが、適当なサイトが見当たりませんでした。ポピュラーにおけるインサイト/アウトサイドという言葉は、アドリブ・ソロのフレーズについて言われる言葉のようで、スケールに適ったソロをインサイド、外れた(ただし、いわゆる「調子っ外れ」ではなく、カッコよく外れた)ソロをアウトサイドと言うようです。日本語でも確かに「アウトしてる」と言ったりしますね(この辺りをリディクロで説明するサイトもありましたが、リディクロ自体がよく分からないオイラにはさっぱりでした……)。

そこで、オイラの勝手な推測。

例えば、CM7というコードを、基本形で考えてみます。分かりやすくするために、Cメジャー・スケールから取り出したと考えましょう。すると、Cがホールズワースが言うファンダメンタル・ノート、いわゆるトニックですから、Cメジャー・トライアドと、リーディング・ノートのBから成り立っている、と考えることが出来ます。この場合、Cメジャー・トライアドが、CM7に対するインサイド・コードと言えないでしょうか???

要は、コードからリーディング・ノートを除いた残りの部分をインサイド・コードと言うのではないか??? というのがオイラの推測なのですが……


次回はこのオイラの推測を確かめたいと思います。って、確かめられるかなぁ??
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男性
趣味:
音楽(素人レベル)
自己紹介:
一応趣味でベースを弾く。

……けど、だれだっていいじゃん、オイラなんか!


◎音楽関係のプロフィール
・ベース歴: 15年以上
・譜面の読み書き: 不自由
・初見演奏: 無理
・利用譜面エディタ: Allegro 2007→Finale 2010
・利用DTMソフト: Music Creator 2

※楽理関係を扱ったことを書いていますが、上記のように音楽については素人です。書かれている内容を鵜呑みにされないよう、ご注意ください。
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