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今回は、Scale#4: A minor (maj7, #4)の続きで、このスケールを移調したE minor (maj7, #4)から実際にコードを取り出し、作曲に生かした例を取り上げます。前回は記事の容量制限で投稿できなかった、各コードの確認です。
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今回は、Scale#4: A minor (maj7, #4)の続きで、このスケールを移調したE minor (maj7, #4)から実際にコードを取り出し、作曲に生かした例を取り上げます。前回は記事の容量制限で投稿できなかった、各コードの確認です。
コード1
12 | E | G | B | E | ||
A# | D# | |||||
F# | B | E | C# | F# | ||
15 | G | A# | G |
オイラがベースしか弾かなせいか、ギター向けの〈普通の〉コード・フォームをそもそも知らないってのもあるんですが、こうして見てみると、A#とBが 半音でぶつかっているのがよく分かりますね。この中で最低音となっているEをルートとして、各コード・ノートとのインターバルを確認しておきます。
P1 | m2 | M2 | m3 | M3 | P4 | #4/b5 | P5 | #5/m6 | M6/dim7 | m7 | M7 |
E | F# | G | A# | B | C# | D# | |||||
b9 | 9 | #9 | b11 | 11 | #11 | b13 | 13 | #13 |
こうして確認した上で、強いてコード・ネームを与えるななら、Em(add #11)となりそうなのですが、実際にはm3のGが上に、#11のA#が下に転回されています。別な音をルートにしてインターバルを調べれば、また別な コード・ネームを与えられるかもしれませんが、そうした試みにどれだけ意味があるかは、疑問ですね。
ただ、指板の図に音名を書き込んでいる所はスケール・ノートの部分ですし、背景を塗りつぶしている所を押さえるわけですから、コード・ノートは確かにスケールに整合的だ、と言うことになります。つまり、
- スケールを前提にしてコードを構成するという点は慣習的・伝統的楽理と共通しているものの、3度堆積や、これを踏まえた上での、sus4などの変形に関するルールは踏襲していない。
コード2
F# | B | E | C# | F# | ||
15 | G | A# | G | |||
C# | F# | B | D# | |||
17 | G | E | ||||
A# | D# | C# | A# |
コード1と見比べて欲しいのですが、押さえる場所というか、コード・フォームが非常に似ています。Bを1フレット高い位置にずらし、A#を1フレット低い位置にずらすと、コード1と フォームは同一と言えます。ただ、CやAはスケール・ノートではないため、押さえられない、と言うことなのでしょう。また、恐らく平均律が前提にあることが大きいと思います。何らかのフォームによるヴォイシングで奏でた響きが〈良い、好ましい〉ものであれば、そのフォームを維持したままポジションを上下させて奏でられる響きも〈良い、好ましい〉に違いないからです(Cトライアドが好ましい場合、ルートを変えたDトライアドがイヤ、ということはないでしょう?)。ただ、スケール・ノートに適ったものに、コード・ノートを適宜変えます。
むしろ、この考え方に適ったもので、3度堆積という更なる〈縛り〉に従うものが、いわゆるダイアトニック・コードなのかもしれませんね。それこそ、Cメジャー・スケールを前提に、通常のCメジャー・トライアドが好ましかったら、ポジションを上げてルートをDにする際、スケールに沿って3rdを修正して、コードはDmになるわけですから、3度堆積に従うコード同様、スケールとの整合性という意味では、ダイアトニック・コードと発想は同じと言えそうです。
と言うわけで、フォームが似ているのですから、コード2のルートと各コード・ノートとのインターバルも、コード1の場合と似たり寄ったりとなるでしょうから、3度堆積と親和的な慣習的コード表記では、コード2もまたすんなり表せないのは明らかです。
以下、フォーム、ヴォイシングが似ていることを確認するに留めます。
コード3
D# | C# | F# | A# | D# | ||
12 | E | G | B | E | ||
A# | D# | |||||
F# | B | E | C# | F# |
コード4
A# | D# | G | ||||
9 | C# | F# | B | E | C# | |
G | ||||||
D# | C# | F# | A# | D# | ||
12 | E | G | B | E |
コード5
7 | B | E | F# | B | ||
A# | D# | G | ||||
9 | C# | F# | B | E | C# | |
G | ||||||
D# | C# | F# | A# | D# |
コード6
5 | G | E | ||||
A# | D# | C# | A# | |||
7 | B | E | F# | B | ||
A# | D# | G | ||||
9 | C# | F# | B | E | C# |
コード7
C# | F# | B | D# | |||
5 | G | E | ||||
A# | D# | C# | A# | |||
7 | B | E | F# | B |
コード7については、D#が最後に Eに変わります。フォーム、ヴォイシングだけ見ればルートにGを弾いてもおかしくないんですが、耳で聞くとGは確かに余計な気がしますね。
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COMMENT
HN:
べぇす
性別:
男性
趣味:
音楽(素人レベル)
自己紹介:
一応趣味でベースを弾く。
……けど、だれだっていいじゃん、オイラなんか!
◎音楽関係のプロフィール
・ベース歴: 15年以上
・譜面の読み書き: 不自由
・初見演奏: 無理
・利用譜面エディタ: Allegro 2007→Finale 2010
・利用DTMソフト: Music Creator 2
※楽理関係を扱ったことを書いていますが、上記のように音楽については素人です。書かれている内容を鵜呑みにされないよう、ご注意ください。
……けど、だれだっていいじゃん、オイラなんか!
◎音楽関係のプロフィール
・ベース歴: 15年以上
・譜面の読み書き: 不自由
・初見演奏: 無理
・利用譜面エディタ: Allegro 2007→Finale 2010
・利用DTMソフト: Music Creator 2
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