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楽理一般がメイン、一応。とはいえ書いているヤツは素人ですので、誤解・勘違い・間違いも多いかと思います。色々教えてください!
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昨年偶然テレビで見た『医龍3』がおもしろかったので
レンタルで『医龍』を見るようになったのだが
『医龍3』の時はあまり意識していなかったサウンドトラックが
なかなかよくできていると感心した
『医龍』で特に感心したのはベースがやたらうまいこと
エレクトリック・ベースの比較的ハイ・ポジションを
スラップでメロディアスに奏でたフレーズが
とにかくかっこいいのだ

オイラがベースを弾くようになったきっかけは
1987年に偶然FMで聴いたマイルス・デイヴィス・グループの
ライヴでベースを担当していたダリル・ジョーンズによる
スラップ奏法を聴いたからなのだが
その後自分なりにベースを弾いてみて特に難しいのが
高音弦を親指で叩いてまともに音を出すことだ
低音弦を叩いて音を出す分にはそんなに難しいことはないし
耐久力勝負とされる押弦する手による全弦叩きのミュート奏法は
慣れるとむしろ簡単なだけではなく、弾いていない弦が
共鳴してしまっても、ミュート奏法で〈ごまかす〉ことで
むしろフレーズがカッコ良くなってしまう! という面もあるのだが
ハイポジション、高音弦で真のある音を叩いて出せないと
メロディアスなフレーズをプレイしてもフレーズが引き立たないし
プラッキングの音ではニュアンスが出せないため
これは未だに苦労している

まぁ、エフェクターやイコライジングで金属的な音を作れば
トゥー・フィンガーでもスラップに近いニュアンスは出せるものの
スラップ奏法主体で弾いている中、ハイ・ポジションでトゥー・フィンガー……
これも結局難しい
だったら一貫してスラップのままの方が楽なのだが
ハイ・ポジションで叩いても「あの」音が出ないのだな

『医龍』のサントラでは、シーンに応じたせいぜい数十秒のフレーズだが
その間ずっとハイ・ポジションでメロディアスなスラップが続くのだから
「このベーシスト、めちゃくちゃ上手いなぁ」と、関心していた

で、レンタルを続けて『医龍2』に進んだのだが
またまた「こりゃ凄い!」と驚いてしまった

それは『医龍2』のDVD1巻で気づいたのだが
一部、下行フレーズで非常にクロマチックでカッコいいフレーズが
オーケストラ・アレンジで登場したのだ

ガキの頃から馴染んだこともあり
どうしても放っておけばダイアトニックな音使いに引きずられるため
いかにしてクロマチックなフレーズを自由に使いこなすか?
これは、オイラがベース・ソロをプレイするにも
作編曲するにも個人的にテーマにしていることで
多分まともに楽理をやっている人にはなんてこともないのかもしれないが
少なくともベース・ソロをインプロヴィゼーションで対応する限りでは
現実的にはホール・トーン・スケールの利用が限界で
コンディミ・スケールは未だに使えずにいるだけではなく
要はアウト感を出せばいいのだから、と「意図的に1フレットズラす」
なんてことをかなり真面目に考えたこともあるのだが
「ズラした分をいかに戻すか?」は未だに解決できずにいる

元々はドミナント・コード向けコード・スケールについて考えていたのだが
(紆余曲折を経てシェーンベルクに注目したり
ダイアトニック・スケールのニュアンスに近いモードの取り込みと
楽理がそれなりに分かるきっかけとなった東川清一との関連から
『旋法論』に手を出すことになったのも、何かの縁だな)
そういうときだけに、『医龍2』のサントラは耳に付いた

誰が作編曲してんだろ??

サントラ、買おうかなぁ??
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HN:
べぇす
性別:
男性
趣味:
音楽(素人レベル)
自己紹介:
一応趣味でベースを弾く。

……けど、だれだっていいじゃん、オイラなんか!


◎音楽関係のプロフィール
・ベース歴: 15年以上
・譜面の読み書き: 不自由
・初見演奏: 無理
・利用譜面エディタ: Allegro 2007→Finale 2010
・利用DTMソフト: Music Creator 2

※楽理関係を扱ったことを書いていますが、上記のように音楽については素人です。書かれている内容を鵜呑みにされないよう、ご注意ください。
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