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こちらのノートです。
以前Gメジャー・スケールからコードを取り出した段取りに倣って、今度はGマイナー・スケールから、1弦にリーディング・ノートを据えたフォームを順次確認することになのます。その準備として、Gメジャー・スケールを見た経験から、ホールズワースの手法はある程度分かっていますので、具体的なフォームを確認する前に、指板全体でおおよその見通しを立てます。
こちらのノートです。
以前Gメジャー・スケールからコードを取り出した段取りに倣って、今度はGマイナー・スケールから、1弦にリーディング・ノートを据えたフォームを順次確認することになのます。その準備として、Gメジャー・スケールを見た経験から、ホールズワースの手法はある程度分かっていますので、具体的なフォームを確認する前に、指板全体でおおよその見通しを立てます。
まずは、Gマイナー・スケールの確認。
リーディング・ノートを1弦に据えるわけですが、Gメジャー・スケールを例に取ったとき、ホールズワースが示したコード・ネームが、一般的に通りの良いものとは異なっていることを確認しました。すなわち、飽くまでファンダメンタル・ノートがGで、キー(ホールズワース特有の意味で)がGメジャーに固定されていたことから、「Gmaj」に続けてリーディング・ノートのインターバルが示されると言うものだったわけです。この流儀がマイナーでも踏襲されます。今回はマイナー・スケール、マイナー・キーですから、「G minor」ないし「Gmin」に続けて、リーディング・ノートのインターバルが記されるわけです。
また、繰り返しですが、リーディング・ノートをひとまず1弦に置くわけですから、1弦の各ポジションでどの音が奏でられるのか? その音を残した上で、どのようなフォームにすればGマイナー・トライアドを組み込めるか? という観点から、具体的なフォームが形成されることになります。
そこで、具体的なフォームを確認する前に、指板全体を見渡した上で、1弦の各音のインターバルを確認しておきましょう。
ホールズワースによる各インターバル呼び方、コードの命名をざっと確認しておきます。
1弦解放のEは、トニックのGから見たM6です。このため、Gマイナー・トライアドにM6が加わったものを「G minor 6」と呼んでいます。日本でも一般に「Gm6」と言いますね。1弦1フレットのFはm7ですから、「G minor 7」となります。やはり「Gm7」に近い命名で分かりやすいですね。1弦2フレットのF#はM7ですから、マイナー・トライアドにM7を重ねることとなり、ホールズワースは「G minor (ma 7)」と表記します。日本では「GmM7」で通用すると思うのでが、海外では「Gm(maj7)」との表記も見かけますね。
1弦3フレットはルートのGとなり、トライアドにルートを重ねるだけですから、「G minor」です。一般に言う「Gm」に近いので問題ないでしょう。
1弦4フレットはG#ないしAbです。ホールズワースはこのインターバルをb9として扱っていますし、ルートにルートの変化音が重なると捉えるのも好ましくないでしょうから、音名も「Ab」と表記するのがよいでしょう。ホールズワースはこのコードを「G minor b9」と表記します。一般的なコード・表記では(実際のヴォイシングで省略する音があるにしても)、テンションが書き記されている場合は、当然m7も含まれていると見なしますが、これまで見てきたように、ホールズワースは途中の音を必ずしも盛り込みません。このため、強いて一般的な表記をするなら「Gm(addb9)」となるでしょうが、個人的にはこのようなコードを見たことがありません。
1弦5フレットのAはM2ですが、ホールズワースは9として扱うため、コードも「G minor 9」と表記します。m7は盛り込まれません。一般的にはGm(add9)とでもなるでしょう。
1弦6フレットのBbはm3ですので、「G minor」、Gmのままです。
1弦7フレットはBで、m3とぶつかるM3となるため、この音(ポジション)を含むコードも、コード・フォームも、ホールズワースは紹介していません。
1弦8フレットのCはP4で、ホールズワースは「11」として扱います。上で見た例同様、m7やM9は盛り込まれませんが、ホールズワースは「G minor 11」と表記します。
1弦9フレットはC#ないしDbですが、C#と捉えた場合、インターバルは#4となり、P5のDと共存します。対してDbと捉えた場合のインターバルはb5となるため、P5のDとは共存しないことなります。このため、ホールズワースはこの音をC#としたときのフォームと、Dbとしたときのフォームを区別して提示するのですが、コード・ネームとしては「G minor 7 b5」との表記を行っています。しかし、フォームを見た限りではm7は含まれていないようです。これについては、具体的にフォームを確認する際に改めて検討しましょう。
1弦10フレットのDはP5ですから、コードはGmです。
1弦11フレットをホールズワースは「b6」と捉えます。6thは完全系ではなく長短系のインターバルですから、個人的にはこのような表記は紛らわしいと思うのでが、内容としてはm6のことです。可能性としては#5のD#と捉えることもあり得そうですが、ホールズワースは飽くまでb6、すなわちm6として捉えますので、P5のDとは共存不可と考えるようです。ホールズワースは「G minor b6」と表記します。
今回はここまで。
P1 | m2 | M2 | m3 | M3 | P4 | #4/b5 | P5 | #5/m6 | M6/dim7 | m7 | M7 |
G | A | Bb | X | C | D | Eb | E | F | F# | ||
b9 | 9 | #9 | b11 | 11 | #11 | b13 | 13 | #13 |
リーディング・ノートを1弦に据えるわけですが、Gメジャー・スケールを例に取ったとき、ホールズワースが示したコード・ネームが、一般的に通りの良いものとは異なっていることを確認しました。すなわち、飽くまでファンダメンタル・ノートがGで、キー(ホールズワース特有の意味で)がGメジャーに固定されていたことから、「Gmaj」に続けてリーディング・ノートのインターバルが示されると言うものだったわけです。この流儀がマイナーでも踏襲されます。今回はマイナー・スケール、マイナー・キーですから、「G minor」ないし「Gmin」に続けて、リーディング・ノートのインターバルが記されるわけです。
また、繰り返しですが、リーディング・ノートをひとまず1弦に置くわけですから、1弦の各ポジションでどの音が奏でられるのか? その音を残した上で、どのようなフォームにすればGマイナー・トライアドを組み込めるか? という観点から、具体的なフォームが形成されることになります。
そこで、具体的なフォームを確認する前に、指板全体を見渡した上で、1弦の各音のインターバルを確認しておきましょう。
0 | E | A | D | G | X | E | M6 | |
A | Bb | Eb | C | F | m7 | |||
F# | X | E | A | F# | M7 | |||
3 | G | C | F | Bb | D | G | P1 | |
B | F# | X | Eb | b9 | ||||
5 | A | D | G | C | E | A | M2/9 | |
C | Bb | Eb | F | Bb | m3 | |||
7 | X | E | A | D | F# | X | X | |
D | C | F | Bb | Eb | G | C | P4/11 | |
9 | F# | X | E | b5 | ||||
E | D | G | C | F | A | D | P5 | |
Eb | F# | Bb | Eb | m6 | ||||
12 | E | A | D | G | X | E | M6 | |
[A] | F | Bb | Eb | C | F | m7 | ||
F# | X | E | A | F# | M7 | |||
15 | G | C | F | Bb | D | G | P1 |
ホールズワースによる各インターバル呼び方、コードの命名をざっと確認しておきます。
1弦解放のEは、トニックのGから見たM6です。このため、Gマイナー・トライアドにM6が加わったものを「G minor 6」と呼んでいます。日本でも一般に「Gm6」と言いますね。1弦1フレットのFはm7ですから、「G minor 7」となります。やはり「Gm7」に近い命名で分かりやすいですね。1弦2フレットのF#はM7ですから、マイナー・トライアドにM7を重ねることとなり、ホールズワースは「G minor (ma 7)」と表記します。日本では「GmM7」で通用すると思うのでが、海外では「Gm(maj7)」との表記も見かけますね。
1弦3フレットはルートのGとなり、トライアドにルートを重ねるだけですから、「G minor」です。一般に言う「Gm」に近いので問題ないでしょう。
1弦4フレットはG#ないしAbです。ホールズワースはこのインターバルをb9として扱っていますし、ルートにルートの変化音が重なると捉えるのも好ましくないでしょうから、音名も「Ab」と表記するのがよいでしょう。ホールズワースはこのコードを「G minor b9」と表記します。一般的なコード・表記では(実際のヴォイシングで省略する音があるにしても)、テンションが書き記されている場合は、当然m7も含まれていると見なしますが、これまで見てきたように、ホールズワースは途中の音を必ずしも盛り込みません。このため、強いて一般的な表記をするなら「Gm(addb9)」となるでしょうが、個人的にはこのようなコードを見たことがありません。
1弦5フレットのAはM2ですが、ホールズワースは9として扱うため、コードも「G minor 9」と表記します。m7は盛り込まれません。一般的にはGm(add9)とでもなるでしょう。
1弦6フレットのBbはm3ですので、「G minor」、Gmのままです。
1弦7フレットはBで、m3とぶつかるM3となるため、この音(ポジション)を含むコードも、コード・フォームも、ホールズワースは紹介していません。
1弦8フレットのCはP4で、ホールズワースは「11」として扱います。上で見た例同様、m7やM9は盛り込まれませんが、ホールズワースは「G minor 11」と表記します。
1弦9フレットはC#ないしDbですが、C#と捉えた場合、インターバルは#4となり、P5のDと共存します。対してDbと捉えた場合のインターバルはb5となるため、P5のDとは共存しないことなります。このため、ホールズワースはこの音をC#としたときのフォームと、Dbとしたときのフォームを区別して提示するのですが、コード・ネームとしては「G minor 7 b5」との表記を行っています。しかし、フォームを見た限りではm7は含まれていないようです。これについては、具体的にフォームを確認する際に改めて検討しましょう。
1弦10フレットのDはP5ですから、コードはGmです。
1弦11フレットをホールズワースは「b6」と捉えます。6thは完全系ではなく長短系のインターバルですから、個人的にはこのような表記は紛らわしいと思うのでが、内容としてはm6のことです。可能性としては#5のD#と捉えることもあり得そうですが、ホールズワースは飽くまでb6、すなわちm6として捉えますので、P5のDとは共存不可と考えるようです。ホールズワースは「G minor b6」と表記します。
今回はここまで。
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COMMENT
HN:
べぇす
性別:
男性
趣味:
音楽(素人レベル)
自己紹介:
一応趣味でベースを弾く。
……けど、だれだっていいじゃん、オイラなんか!
◎音楽関係のプロフィール
・ベース歴: 15年以上
・譜面の読み書き: 不自由
・初見演奏: 無理
・利用譜面エディタ: Allegro 2007→Finale 2010
・利用DTMソフト: Music Creator 2
※楽理関係を扱ったことを書いていますが、上記のように音楽については素人です。書かれている内容を鵜呑みにされないよう、ご注意ください。
……けど、だれだっていいじゃん、オイラなんか!
◎音楽関係のプロフィール
・ベース歴: 15年以上
・譜面の読み書き: 不自由
・初見演奏: 無理
・利用譜面エディタ: Allegro 2007→Finale 2010
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