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楽理一般がメイン、一応。とはいえ書いているヤツは素人ですので、誤解・勘違い・間違いも多いかと思います。色々教えてください!
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GyaOの映画チャンネルで『ハイジ』が放送されている。

それにしても、GyaOクリックのサーバーが重いな。映画チャンネルのバナーを取得出来ない(^_^; やっと取得出来た、GyaOの映画チャンネルです。



『ハイジ』のDVDはこちらで買えます。↓


「ハイジ」と言えば、『アルプスの少女ハイジ』のイメージが日本では強いよなぁ。おいらもガキのころ何となく見た記憶はあるのだが、まるでストーリーを覚えていない。訳も分からず「クララが立った」ってセリフが残っている程度だ。



で、GyaOで見た映画版の感想は

こんな淡々とした話だったかなぁ?

と言うもので、イマイチ感慨が浅かった。アニメの記憶はセリフだけなのに、なにか感動的な話だったという印象が残っているので、こんなもんだっけ? という感じ。

時代設定がよく分からないし、セリフが英語なので(かなり聞き取りやすいです)誤解があるかもしれませんが、意地悪な家政婦長みたいな人、田舎出身であることを恥ずかしいと思っているのだろうか? 洗礼名にこだわるとか、当時の文化に適った振る舞いにじぶんや他のものを当てはめるのに躍起になっている感じ。他方で、金持ちの人たち(クララの父親や祖母)は、なんだ? ノーブレス・オブリージュというのかな? そういったことが分かっている人のようで、ハイジに対してものすごく寛容なんだよね。成金が過去の自分の姿を思い起こさせる貧乏人を嫌うのとは正反対だ。今の金持ちには、クララの親たちの態度を見習ってもらいたいものです。

あと、アコーディオンの少年。当時からストリート・チルドレンがいたんだなぁ。って、そうか、世界初の労働法はイギリス発で、炭坑労働をする子供を保護するのが目的だったんだよなぁ、そういえば。つまり、日本のような、ほとんど全くと言っていいくらいストリート・チルドレンを見かけない国は異常なのだ。竹村健一流に言えば、「世界に比べればまだマシ」、そりゃそーだ。だからといって、世界水準まで経済や社会を貶めていいってことにはならないぞ、竹村健一。世界と比較する視点というものを根本的に勘違いしていないか?

もちろん、今の日本の親たちが、子供の天与の才や希望を無視して、闇雲に勉強させるって考えはむちゃくちゃだし、訳も分からず勉強させられる子供たちが不登校になったり、成人してもニートになったりすることは問題だ。その点、生活水準などで大いに問題はあっても、ストリート・チルドレンになれば、親などの訳の分からない規制(家政婦長はその象徴みたいだった)から逃れて自由にはなれるんだろう。他方で、それは、だからといってストリート・チルドレンのいる世界の状況こそが正常だってことにはならないだう。

『クリスマスキャロル』では、なんだっけ? 給料は安いし子供は死にそうだってのに、子供とクリスマスを一緒に過ごす家庭を幸せに描いてるんだっけ? そりゃ、家族がバラバラでいるよりはマシかもしれなすが、それが、つまり、給料が安いこと、子供が死にそうなことが、幸せだっていうことでは、断じてない。『クリスマスキャロル』は、決してそんな話じゃないしね。

そういう意味で、感慨は浅いけど、色々考えるきっかけにはなりますね、この映画。
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べぇす
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男性
趣味:
音楽(素人レベル)
自己紹介:
一応趣味でベースを弾く。

……けど、だれだっていいじゃん、オイラなんか!


◎音楽関係のプロフィール
・ベース歴: 15年以上
・譜面の読み書き: 不自由
・初見演奏: 無理
・利用譜面エディタ: Allegro 2007→Finale 2010
・利用DTMソフト: Music Creator 2

※楽理関係を扱ったことを書いていますが、上記のように音楽については素人です。書かれている内容を鵜呑みにされないよう、ご注意ください。
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