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キーボードからの文字入力。おいらはローマ字ではなく、かな入力だ。当然、キーボードの刻印通りに打てばよい、という気軽さからだ。世間では、アルファベットの方が文字数が少ないので、覚えるキーもそれだけ少なくて済む、と考えるようだ。しかし、例えばローマ字で「東京」と書くなら「Tokyo」なのに、ローマ字入力だと「Toukyou」となる。つまり、いわゆる「ローマ字表記」と「ローマ字入力」とでは、同じ「ローマ字」といいながら、全く異なるシステムになっているのだ。そういう意味では、キーを覚えるときに手抜きをしたツケが、より複雑で混同しやすい、似ているものの区別しなければならないシステムをわざわざ導入する羽目に陥る形で払わされているのだ。そんなわけで、おいらには、どうしてこんな非効率的な「ローマ字入力」などという方法がメジャーなのかが、全く理解できない。
しかも、漢字の読み仮名を書く場合、みなさん、ローマ字使いますか? ひらがなかカタカナ、いずれにしてもかなでしょう? かな入力なら、素直に読み仮名を入力すれば済むのです。対してローマ字の場合は、読み仮名をさらにローマ字に〈頭で〉変換しなければならない。
また、ローマ字の仕組みからして、仮名であれば1文字で表せる音を、2文字で表す場合が多い。また、キー入力を簡略化するために、ローマ字入力のローマ字では、かなりの程度訓令式に近いらしい。例えば、「ち」を「chi」ではなく「ti」とする。それでも、「きゅ」なら「kyu」なので、ヘボン式・訓令式に関わりなく、1音分のかなを入力するために、1-3文字のアルファベットをわざわざ入力するわけだ。つまり、キー・ストロークは圧倒的にローマ字入力の方が多い。それだけ非効率的な入力方法なのだ。
先に触れた、ローマ字入力のためのローマ字と、ローマ字表記のためのローマ字の違い。この3文字の話でも確認できるのがお分かりでしょう。つまり、「Ti」は本来「ティ」となるため、「ち」を表すなら「chi」の方が適切なのだ。このため、ローマ字表記では圧倒的にヘボン式に倣う。対して、入力だとキーストローク節約のために、表記のためにはほとんど使いもしない訓令式をわざわざ使うのだ。パスポートなどの都合でご自分の名前をローマ字表記するとき、訓令式ローマ字を使っている人って、ほとんどいないと思うのですが、パソコンで自分の名前をキーボードから入力してかな-漢字変換する場合は訓令式。混乱しない方がおかしい。
入力したい言葉の読み方、つまり読み仮名を思い浮かべ、それを、表記では全く通用しない訓令式準拠の入力用ローマ字に、頭の中で置き換え、それに従ってキー入力し、画面でそれが適切な仮名であることを確認して、やっとかな漢字変換する――これがローマ字入力の思考過程だ。
対して、かな入力は至って簡単。読み仮名の通りに入力したら、即変換だ。
そんなわけで、オイラは英文やアルファベットの入力は直接入力で、日本語はかな入力で対応している。
ホントは、親指シフトの方がもっと効率がよいらしいのだが、職場には親指シフトキーボードなんかないしね。
対して、日本語106ないし109のキーボードならどこにでもあるから。
そんなわけで、親指シフトを覚えたいという誘惑に抗して、かな入力で妥協しているというのが現状だ。
規制緩和だとか、公正な自由競争とかいう割りに、実際には勝つ者がますます勝ち、負ける者は一層負けて格差が広がった。この結果、実質的な選択肢が一層狭まり、事実上自由な選択ができず、長い物に巻かれるしかなくなってきている。
キーボードの話は、そんな不自由を象徴している。
しかも、漢字の読み仮名を書く場合、みなさん、ローマ字使いますか? ひらがなかカタカナ、いずれにしてもかなでしょう? かな入力なら、素直に読み仮名を入力すれば済むのです。対してローマ字の場合は、読み仮名をさらにローマ字に〈頭で〉変換しなければならない。
また、ローマ字の仕組みからして、仮名であれば1文字で表せる音を、2文字で表す場合が多い。また、キー入力を簡略化するために、ローマ字入力のローマ字では、かなりの程度訓令式に近いらしい。例えば、「ち」を「chi」ではなく「ti」とする。それでも、「きゅ」なら「kyu」なので、ヘボン式・訓令式に関わりなく、1音分のかなを入力するために、1-3文字のアルファベットをわざわざ入力するわけだ。つまり、キー・ストロークは圧倒的にローマ字入力の方が多い。それだけ非効率的な入力方法なのだ。
先に触れた、ローマ字入力のためのローマ字と、ローマ字表記のためのローマ字の違い。この3文字の話でも確認できるのがお分かりでしょう。つまり、「Ti」は本来「ティ」となるため、「ち」を表すなら「chi」の方が適切なのだ。このため、ローマ字表記では圧倒的にヘボン式に倣う。対して、入力だとキーストローク節約のために、表記のためにはほとんど使いもしない訓令式をわざわざ使うのだ。パスポートなどの都合でご自分の名前をローマ字表記するとき、訓令式ローマ字を使っている人って、ほとんどいないと思うのですが、パソコンで自分の名前をキーボードから入力してかな-漢字変換する場合は訓令式。混乱しない方がおかしい。
入力したい言葉の読み方、つまり読み仮名を思い浮かべ、それを、表記では全く通用しない訓令式準拠の入力用ローマ字に、頭の中で置き換え、それに従ってキー入力し、画面でそれが適切な仮名であることを確認して、やっとかな漢字変換する――これがローマ字入力の思考過程だ。
対して、かな入力は至って簡単。読み仮名の通りに入力したら、即変換だ。
そんなわけで、オイラは英文やアルファベットの入力は直接入力で、日本語はかな入力で対応している。
ホントは、親指シフトの方がもっと効率がよいらしいのだが、職場には親指シフトキーボードなんかないしね。
対して、日本語106ないし109のキーボードならどこにでもあるから。
そんなわけで、親指シフトを覚えたいという誘惑に抗して、かな入力で妥協しているというのが現状だ。
規制緩和だとか、公正な自由競争とかいう割りに、実際には勝つ者がますます勝ち、負ける者は一層負けて格差が広がった。この結果、実質的な選択肢が一層狭まり、事実上自由な選択ができず、長い物に巻かれるしかなくなってきている。
キーボードの話は、そんな不自由を象徴している。
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COMMENT
HN:
べぇす
性別:
男性
趣味:
音楽(素人レベル)
自己紹介:
一応趣味でベースを弾く。
……けど、だれだっていいじゃん、オイラなんか!
◎音楽関係のプロフィール
・ベース歴: 15年以上
・譜面の読み書き: 不自由
・初見演奏: 無理
・利用譜面エディタ: Allegro 2007→Finale 2010
・利用DTMソフト: Music Creator 2
※楽理関係を扱ったことを書いていますが、上記のように音楽については素人です。書かれている内容を鵜呑みにされないよう、ご注意ください。
……けど、だれだっていいじゃん、オイラなんか!
◎音楽関係のプロフィール
・ベース歴: 15年以上
・譜面の読み書き: 不自由
・初見演奏: 無理
・利用譜面エディタ: Allegro 2007→Finale 2010
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